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        <title>dairy : 八戸から</title>
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            <title>ああ寝坊</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="mayoinagranobotteikukesikinibokumosasikakaru108.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/03/10/mayoinagranobotteikukesikinibokumosasikakaru108.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

２日連続で寝坊してしまいましたので、こんな動画でもどうぞ。トランペットを「歌う」女性です。すげーですよ。

<div style="text-align: center;"><object width="640" height="505"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/D8b7Po7L3QI&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/D8b7Po7L3QI&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="640" height="505"></embed></object></div>

では、いってきます！

（あ、ふと思い出したんですけど、昔バンドの練習に寝坊したことがあります。そのバンドはイベント向けの急ごしらえのバンドだったんですが、普段から演奏のクオリティ等でイライラしていた気の短い２年上の女性ボーカルの人にキレられました。ああ、思い出したら余計ヘコんでしまった、なんで思い出したんだろう）
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-321.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 10 Mar 2010 07:08:48 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>書評「クラウド時代と＜クール革命＞」</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="koujoudemonowotukurutoiuitonaminosakini108.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/03/08/koujoudemonowotukurutoiuitonaminosakini108.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

ビジネス書籍において、発売前に本の内容を時限的に公開するというマーケティング手法が最近流行っていますが、この本もその手法を取り入れて、<strong>３月１０日午前１１時まで無料で全文が公開</strong>されています。タイトルは「クラウド時代と＜クール革命＞」、筆者は角川グループホールディングス代表取締役会長の角川歴彦さん。角川といえば、人気アニメの動画をユーザが独自に編集した「MAD」と言われる動画に対してオフィシャルに許可を出す（本来であれば、著作権などの問題で削除を迫るのが著作権者の常）といったアグレッシブな戦略で有名ですね。そんな角川グループの会長さんが執筆したこの本では、２つのテーマが語られます。

「クラウド」と、「＜クール革命＞」なるものです。

<h3>
＜クール革命＞
</h3>

クール革命という言葉は角川さんの造語であり、知らなくて当然の言葉です。この言葉の意味を象徴する事例として、東京お台場でお披露目された実物大ガンダムを引き合いに出した上で、角川さんはこんな事を言うんですね。

<ul>
	<li>ガンダムをはじめ、アニメ・マンガ・ゲームなどの日本のサブカルチャーやコンテンツ産業は世界的に評価され「クール・ジャパン」と呼ばれ尊敬を集めている。</li>
	<li>日本はガラパゴス化しているなどと言われるが、むしろそういった差異・個性化を生み出した土壌となったという意味で、ガラパゴス化を肯定すべきである。</li>
	<li>文化のナンバーワンではなくオンリーワンを目指すことが日本の進むべき道である。</li>
</ul>

ふむ。これは特段反論するまでもない事かな、と思います。実際に日本の生み出すコンテンツは世界で受け入れられていますし、そんな個性を大事にしようぜ！　というのなら、そりゃそうだと答えるのが普通でしょう。つまり、＜クール革命＞は、日本のコンテンツ産業はこのままやっていこう！　という前向きなメッセージなんですね。

一方で、日本の危機とも呼べるIT業界（お役所言葉で、ICT：Information and Communication Technologyとも言いますね）の動向としてネガティブな状況を表すキーワードとして、もう一つの大事な言葉「クラウド」が登場します。

<h3>
クラウド
</h3>

クラウド・・・英語では「cloud」。雲、という意味ですね。クラウドコンピューティングなんていう言葉で表現されたりもしますが、これはどういう意味かと言いますと・・・一言で言えば<strong>「パソコンの処理も、ソフトも、サービスも、全部世界のどこかにあるデカイパソコンに肩代わりさせちゃいましょう」</strong>という仕組みのことを言います。

普通、家にパソコンを買ったりソフトを買ったりしますよね。でも、クラウドが広まった世界では、パソコンだって高性能なものを買う必要がないし、ソフトを買う必要もありません。なぜなら、計算処理もソフトによる処理も、全部インターネットの向こう側のどこかにあるらしい「デカイパソコン」がやるから、です。そのデカイパソコンは、世界のどこかの曖昧な場所にあって、どこにあるかは分からないけれど、とにかく全部やってくれます。インターネットの向こう側が雲に包まれていて、雲の中に「この計算をして！」「このアプリを立ち上げて！」「こんなサービスを提供して！」とボールを放り投げると、不思議と投げ返されてくる・・・そんな状況を例えて「クラウド（雲）」という表現をするわけです。

ここまでの話だけを読むと、「いいじゃん、それ。パソコンもソフトも買わなくて良いんでしょ？」となるかもしれませんが、よくよく考えると「世界中の何億台というパソコンを、世界の超デカイ何社かのクラウドが肩代わりする」→「パソコンの売上も、関連する産業も、ぜーんぶ超デカイ何社かが占領してしまう！」という未来を想像すると、ちょっと恐ろしくなりませんか？　時間も空間も簡単に飛び越えるインターネットという技術によって、<strong>IT業界の儲けが数社に集中してしまって他は全滅！</strong>　なんていう事も、クラウドが一般化した未来にはあるかもしれないんです。だからこそ、筆者の方は「クラウド！クラウド！」と叫んでいるわけです。

本書では、こんなIT業界の潮流であるクラウドについて、日本がまったく追いついていないし、海外の巨大企業によって寡占化されることでさらにコンピュータやインターネットに関する財を日本は失ってしまうぞ、と強く警告されています。サーバ代、IT関連の研究開発とイノベーション、知的財産権、優秀な人材と組織・・・全部が海外に取られちゃうよ！　というヤバゲな話です。

アップル・グーグル・アマゾンなどの企業を例に挙げながら、アグレッシブな戦略により壮絶な生き残り競争をしつつも来るべきクラウド時代への布石を着々と打ち続けている海外勢の様子が語られる部分は圧巻で、「あれ、これって、そんなにすぐ来る未来かい？」と疑問に思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。それぐらい、クラウドという考え方はパソコンやインターネットについての考え方を大きく替えてしまうものなんですね（ビジネス書などでは、こういう風に「世の中の仕組みや考え方がガラッと変わってしまうことを「パラダイムシフト」なんて言ったりします）。

<h3>
総評
</h3>

日本は独自の「ジャパン・クール」と呼ばれるコンテンツを保持する一方で、クラウドの流れには乗り遅れている。そんな現状を平易な言葉で教えてくる本という意味で、この本には価値があると思います（２００ページちょっとで、ペロッと読めますしね）。

ただ、なんというか、ところどころでドリーミーな話になってしまうのと、肝心の「クラウド」と「＜クール革命＞」がどう日本で結びついていくのかについての糊付け部分がポッカリ抜けているような感じがしたので、そこは消化不良感があるかもしれません。もしかしたら続刊が出るのかもしれません。とはいえ、とりあえず「日本と世界で起こっている、インターネット界隈の出来事をサックリ教えてもらえる入門書」としては十分楽しく読めると思いますので、ちょっと手に取られてみてはいかがでしょうか。

繰り返しになりますが、<strong>３月１０日の午前１１時までは、タダ</strong>ですからね。肝心のURLと、Amazonへのリンクを以下に示します。

<div style="text-align: center;"><a href="http://www.kadokawa.co.jp/coolkakumei/"><h1>３月１０日午前１１時までの全文無料公開サイトへ</h1></a></div>

<div style="text-align: center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047102261?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4047102261"><h1>Amazon「クラウド時代と&lt;クール革命&gt;」へ</h1></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4047102261" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div>
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-320.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-320.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">書評</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 08 Mar 2010 06:40:38 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」マッシュアップ・俺的ベスト７選＋１</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="yosiikuzonoegaonoyuushi109.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/03/07/yosiikuzonoegaonoyuushi109.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

２００８年の春頃、突如としてニコニコ動画に巻き起こった<strong>吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」ブーム</strong>。<strong>「テレビもねぇ　ラジオもねぇ」</strong>と言えば皆さんご存知、吉幾三の出世作となったコミックソングが、様々な楽曲と掛け合わされ（ネット上ではマッシュアップと呼ばれます）、一大センセーションが形作られてから早２年が立とうかというところですが、良い作品は未だ色褪せない魅力があり、再生数もコツコツと伸び続けています。さらには、「コメントによって動画がより面白くなる」というニコニコ動画の特徴がゆえに、<strong>発表当初・ブームの渦中よりもさらに面白くなっている</strong>動画すらあるんです。そこで、僕の独断と偏見での吉幾三マッシュアップ動画ベスト７をここでまとめたいと思います。

<h3>
第７位
</h3>

第７位は、B'zのギタリスト・松本孝弘が作曲したミュージックステーションのオープニングテーマ「#1090 Thousand Dreams」とのマッシュアップです。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm3068412"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3068412">【ニコニコ動画】【農家ロイド】#1930〜Thousand Dreams〜   【IKZO】</a></noscript></div>

ニコニコ動画での吉幾三ブームに乗じた楽曲の中では比較的早めの発表ながら、選曲が見事。<strong>中盤のギターソロで脅威のシンクロ</strong>を達成していて、爆笑しつつも唸らされてしまうこと請け合いです。

ちなみに、ニコニコ動画内の吉幾三マッシュアップ楽曲には「スンクロ率４４１．９３％」というタグがよく付けられます。スンクロとは当然シンクロの訛りであり、シンクロ率という表現はエヴァンゲリオンの引用と思われます。言葉ひとつとっても、少しでも楽しくしようという行為に満ちているのがインターネット上における特徴的な行動ですね。

<h3>
第６位
</h3>

第６位は、アニメ「COWBOY BEBOP」のオープニングテーマ「Tank!」とのマッシュアップ。ノリの良いジャズ構成のインスト曲、冒頭の「ガッ！」の掛け声から一気に乗せられちゃいます。さらには、<strong>吉幾三の声の音程を替えて楽曲に合わせて歌わせる</strong>という芸当まで実現していて、元曲の良さと相まって一気に最後まで走り抜けてくれます。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm3066580"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3066580">【ニコニコ動画】べごボーイビバップ　（吉幾三×カウボーイビバップ）</a></noscript></div>

そうそう、冒頭を含め何度も使われる「ガッ！」という吉幾三の叫びには、「GOD!」という字幕が入れられていて、これがまたバカバカしいやら何やら。動画のクオリティに応じて、そこからさらに価値を生み出すコメントが集まってくるのが、ニコニコ動画の真骨頂です。

<h3>
第５位
</h3>

第５位は、<strong>なんと３曲のマッシュアップ</strong>。アニメ「らき☆すた」オープニングテーマ「もってけ！セーラー服」と、インド人歌手ダレル・メヘンディの「Tunak Tunak Tun」、それに吉幾三がプラスされます。

・・・なんでインドの歌？　と思われるかもしれませんが、この曲は２００７年からニコニコ動画では有名な曲で、陽気なインド人のおじさんがエエ声で踊りまくりながら歌う曲の楽しさと、ニコニコ動画では定番ネタの外国語の空耳でブームになったことがあるんです。それに、アニメのブームと楽曲のインパクトによって「もってけ！セーラー服」がマッシュアップされ、さらにプラスして吉幾三が乗っけられたわけです。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm2894694"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2894694">【ニコニコ動画】【インド版】ﾄｩﾙ☆すた×でていけ！コンナむら【吉幾三】</a></noscript></div>

３曲の音が入り交じっているので、当然混沌としてはいるんですが・・・なんだろうか、このエネルギーは！　「Tunak Tunak Tun」の民族めいた力強い声と、吉幾三の方言丸出しの声が混ざり合って得た力強さを、「もってけ！セーラー服」の狂気めいたグルーブが加速して、これぞ渾然一体。

一方、動画のほうが「Tunak Tunak Tun」のプロモーションビデオを採用しているんですが、そこではインド人歌手のダレル・メヘンディが馬車にのって町を駆け抜けるというもの。凄まじいほどの楽曲に応えるコメントは、この動画部分を再解釈して、青森から東京までの道中であるかのように東北各地の地名で応酬します。激しく踊るインド人を載せた馬車の疾走に合わせて、<strong>「青森県庁前出発」「馬淵川」「目時」「ただいま小牛田駅通過」</strong>なんて具合に東北の地方都市を通過中であるかのような演出のテロップが入れられて、もうたまりません。

<h3>
第４位
</h3>

第４位はなんと、ソウルの神様・<strong>ジェームス・ブラウン</strong>の登場です。「Turn Me Loose, I'm Dr. Feel Good」で、ジェームス・ブラウンと吉幾三が対バンです。このあたりから、動画のクオリティもハンパないです。甲乙付けがたいし、作品としてお金取れるレベルに入りつつあります。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm3092653"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3092653">【ニコニコ動画】James Brown meets IKUZO Turn Me Loose, I&#039;m Dr. Feelgood【自重版】</a></noscript></div>

楽曲だけでなく動画もスゴイこの作品、見ていただければスゴさは分かってもらえると思うんですが、一言で魅力を伝えるなら・・・実際に投稿されたコメントから、以下の一言を引用しましょう。

<blockquote>
<p>
吉幾三がジェームス・ブラウンを<strong>食ってるｗｗｗ</strong>
</p>
</blockquote>

振り返ってみると、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」は、何にも無い田舎を嘆いて東京を夢見る若者の歌。ソウルからブルースへの系譜と通じるところがあって、そんな生活の辛さを陽気さで跳ね返す音楽として黒人音楽はそのルーツをアイデンティティとしています。さらに言えば、ラップもそんな黒人音楽の流れに乗っていますから、吉幾三はそんな音楽の歴史と青森を見事に結びつけていると言えるのかも（？）しれません。かつて北島三郎は「演歌は日本のソウルだ」と言いましたが、コミックソング・歌謡曲として生まれた「俺ら東京さ行ぐだ」もその系譜として異色ながらも確かなアイデンティティを持っているように思われます。

<h3>
第３位
</h3>

ジェームス・ブラウンの次は・・・<strong>マイケル・ジャクソン！</strong>　ジャクソン５「I want you back」とのコラボでも、吉幾三は相変わらずのハッスルっぷり。とびっきりの楽曲と最高の動画に応えるかのように、「寂村５（ジャクソン５）」「牛村（モータウン）」というハジケっぷりのタグが付けられています。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm3292023"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3292023">【ニコニコ動画】吉幾三 vs JACKSON5 [俺ら Want You Back]</a></noscript></div>

心から楽しいジャクソン５の原曲に、吉幾三の「ハッ！」「ガッ！」「あーソーレッ！」「あーヨイショッ！」の愛の手が凶悪なまでに相性が良くて、聞く度にテンションが上がるんですね。まるで毎日の生活の苦しさを忘れさせてくれるような・・・まさに、第４位でも挙げた<strong>黒人音楽的な開放感</strong>が楽しめます。だからこそ、こんなコメントが寄せられることになるんです。

<blockquote>
<p>
悩みがひとつずつ消えていく・・・
</p>
</blockquote>

<blockquote>
<p>
俺なんでこんな動画で<strong>泣いてんだｗｗｗ</strong>
</p>
</blockquote>

<blockquote>
<p>
便秘が治りました。
</p>
</blockquote>

足袋にニッカポッカ・ねじり鉢巻に消防団の半纏に茶色いサングラス、そんな吉幾三が足を放り出して飛び跳ね、田舎らしい人懐こい笑顔でシャウトする。その姿は何故かすべてを受け入れるような穏やかな優しさに満ちていて、黒人音楽的な開放感と相まってヒーリング効果すら持ち始めている・・・なんていうのは言い過ぎですが、少なからずユーザに響いている様子を見るとまんざらでもないと思ったりもするのです。かつて<a href="http://from8.org/diary/kako/2009/06/you-are-the-world.html">ニコニコ動画では「YATTA！」のブームがありました</a>が、この曲も同じような全肯定による開放感・癒しがコアにあって、長引く不況の閉塞感に満ちた時代が裏付けになったブームの一種かもしれないと分析するのは、さすがに考えすぎかもしれませんね。

<h3>
第２位
</h3>

いよいよ第２位。民族音楽・ソウルと続いてきましたが、次はまさかの<strong>TMネットワーク</strong>。アニメ・シティーハンターでも使われた大ヒット曲<strong>「Get Wild」</strong>とのコラボレーションです。まさしく「まさか！」の取り合わせながら、スンクロ率はハンパじゃありません。TMネットワークのライブ動画を編集して、絶対にあり得ないライブを作り出してしまいました。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm3122741"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3122741">【ニコニコ動画】俺らゲットワイルだ&#039;89　／　IKUZO+TM NETWORK</a></noscript></div>

そもそも、「オラの村には電気が無い！」という歌なのに、電子音楽の申し子・小室哲哉率いるTMネットワークとコラボってだけで面白い。ボーカル宇都宮隆のダンスも「２０１０年最新の種まきスタイル」と揶揄され、ギター木根尚登のギターソロも「俺ら東京さ行ぐだ」のイントロのギターに差し替えられてしまっています。

そんな動画の中で特に刮目すべきは、派手なTMネットワークのライブパフォーマンスに挟み込まれる、白黒の吉幾三。テレビの音楽番組で片手をマイクに、片手をズボンのポケットに入れて歌う吉幾三をゆっくりズームしていくカメラ。８０年代から９０年代初頭・ポップス全盛期の雰囲気が乗り移った「Get Wild」をBGMにして歌う吉幾三が、妙にシブくてカッコイイんですね。

第５位〜第３位の吉幾三は肯定感・開放感といった要素を醸し出していましたが、この楽曲に至っては<strong>ダンディズムのような雰囲気すら滲ませる</strong>吉幾三を、是非ご堪能ください。

<h3>
第１位
</h3>

そして１位は・・・かなり究極と言ってもよいかもしれません、<strong>４曲のマッシュアップ</strong>です。

<ol>
	<li><strong>Daft Punk</strong>「Technologic」：フランスのテクノ／エレクトロユニット。楽曲は２００５年。</li>
	<li><strong>Beastie Boys</strong>「Ch-Check it out」：アメリカのハウス／ヒップホップユニット。楽曲は２００４年。</li>
	<li><strong>Capsule</strong>「STARRYSKY」：日本のテクノ／レレクトロユニット。楽曲は２００６年。メンバーの中田ヤスタカは<strong>Perfumeのプロデューサ</strong>としても有名。</li>
	<li><strong>吉幾三</strong>「俺ら東京さ行ぐだ」：青森出身の演歌歌手。楽曲は１９８４年。</li>
</ol>

・・・なんともスゴイ取り合わせですよね。ま、とにかく、聞いてみてください。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm3101468"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3101468">【ニコニコ動画】StarrySky IKZOLOGIC Remix</a></noscript></div>

この奇跡のようなマッシュアップには、一朝一夕にできたものではありません。まず、吉幾三以外の３曲のマッシュアップがまず（吉幾三とは関係なく）作られました。このマッシュアップは海外でも評価されるほどのクオリティの高さで、一時ネットでも話題になりました。そんな最中の、吉幾三ブーム。さらに１曲マッシュアップされ、４曲マッシュアップが完成したというわけです。

結果として<strong>吉幾三対フランス・アメリカ・日本のアーティスト</strong>という形になるこの楽曲ですが、優れたアレンジ・動画・コメントによって、見事に吉幾三的要素が花開いています。楽曲冒頭の「Buy it Use it Break it Fix it...」というフレーズは、Daft Punkの「Technologic」からの引用ですが、吉幾三の「テレビもねぇ　ラジオもねぇ」と見事に呼応しています。Beastie Boys の３人のMCによる都会的な白人の若者らしいラップと、青森の田舎者の方言によるラップの対比も素晴らしいし、Capsuleの女性ボーカルの透き通った歌声と吉幾三の合いの手の不思議な調和といったら！

そして何よりスゴイのが、Beastie Boys のラップとCapsuleの女性ボーカル部分の英語の歌詞に乗せられた和訳の歌詞です。<strong>元の歌詞とはまったく違う適当な歌詞</strong>であり、４曲のマッシュアップを成し遂げた作者とは別人が創作した文章なんですが、そのフェイクの歌詞を一部ここに引用してみます。

まずは、Beastie Boysのラップ部分。生意気な素振りの白人の若者が、こんなことを言うんです。

<blockquote>
<p>
田舎がイヤだからって　若者が都会に出て行くって？<br>
職は中国人にとられて　商店街はシャッター通りだ<br>
農業じゃ食っていけねぇから　若者はみんな出稼ぎに出るんだ<br>
いつか暮らしが良くなって　帰郷できると信じて、わかるか？<br>
<br>
１つだけよく考えてみろよ　今後の農業のあり方について<br>
都市と農村の格差は何だ！？　なぜ若者は村を去る？<br>
</p>
</blockquote>

この歌詞が、ニコニコ動画を見ている若い世代によって書かれたものであることに注目してください。若者が生まれ育ったふるさとを去らなければならない不条理や、都市と農村の格差に対する苛立ちが、はっきりと表明されているんですね。

さらにスゴイのが、Capsuleの女性ボーカルによって歌われる部分。少々長いですが、ちょっと読んでみてください。

<blockquote>
<p>
貴方と歌ったじょんがら節　貴方と眺めた八甲田山<br>
二人でかじったサンふじの甘さも　私はずっと忘れない<br>
一人で歌うじょんがら節　一人で稲を刈る事も<br>
何故か私は耐えられるって　あの時だけは思えてた<br>
<br>
星空の下で見送った「はくつる」　だんだんと小さくなる貴方を見たベゴが<br>
ポツリと小さく鳴いた　今まで聴いたこともない声で<br>
<br>
「もっとお洒落になりたい」「もっとビックになりたい」<br>
こんな村はイヤだと言って　飛び出した都会に何も無くても<br>
夜の星空が　私たちを繋いでくれてるよ<br>
だから泣かないで　都会のネオンに埋もれても<br>
<br>
貴方と夢見た新幹線　貴方が乗った寝台列車<br>
状況が二人を引き裂いても　私はずっと忘れない<br>
今年も雪が綺麗だよ　今年も私は元気だよ<br>
いつか戻ってくれるよねって　あの時だけは信じてた<br>
</p>
</blockquote>

田舎を去った若者を、田舎に残って慕い続ける女性の想いが歌われています。青森らしさ・吉幾三らしさを出すためのふざけた歌詞も一部ありますが、内容はとてもシリアスで切ないものです。今は廃止になっている寝台急行「はくつる」で彼氏を見送った女性が、それでもなお「今年も雪が綺麗だよ」と空に語りかける様を想像すると、なんと<strong>泣けて来さえすらする</strong>んですね。

Daft Punk・Beastie Boys・Capsuleとのマッシュアップによって、吉幾三のコミックソング「俺ら東京さ行ぐだ」は、社会問題を訴える歌になり、はたまた状況で引き裂かれた男女の想いを立体的に描く歌にすらなっているのです。これはもはや、<strong>田舎という現象を構造的に描いたエピック（叙事詩）と言ってしまって良い</strong>ものだと思います。

そんな３組が紡ぐ楽曲の中で、吉幾三は叫び続けます。そしてそんな叫びには、こんな一節が、名もなきニコニコ動画ユーザによって付されているのです。

<blockquote>
<p>
<strong>オラの村には元気がねぇ！！</strong>
</p>
</blockquote>

バカな事をしているなぁと最初は笑っていたユーザも、楽曲の後半には感動し涙を流す人もいるのも頷ける話です。その証拠に、この楽曲はもう少しで１００万件の再生を達成します。この再生数は、ニコニコ動画にある数百万にものぼる動画の中で１００００分の１の動画にしか与えられない圧倒的な支持の証拠なのです。

２００８年のその一瞬、吉幾三は時間を飛び越えて、鍬をマイクに持ち変えた手で、<strong>確かに若者の心を掴んだ</strong>のです。

<h3>
あとがき
</h3>

爆笑もあれば、感動もある一連の吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」マッシュアップブームはここのところ一段落していましたが、去年の年末に<strong>「吉幾三生誕記念２００９　大吟醸 '09」と銘打たれた総勢３８人による吉幾三マッシュアップメドレーが公開</strong>され、大ヒットしたりもして、まだ完全に終わった訳ではないようです。この新作動画では「俺は田舎のプレスリー！」「Dream（新日本ハウスCMソング）」など新しい曲のマッシュアップが試みられ、より一層力の入った映像と共に構築されることにより、正直<strong>「プロが作ったんじゃないか？」</strong>と疑いたくなるほどの出来を達成しています。

<div style="text-align: center;"><script type="text/javascript" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_watch/sm8771284"></script><noscript><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8771284">【ニコニコ動画】【吉幾三】IKZO合作メドレー「大吟醸 &#039;09」【生誕祭】</a></noscript></div>

１９８４年の楽曲が、インターネットでコミュニケーションをするのが当たり前の世代に再評価されました。さらには、様々なマッシュアップやコメントによって価値が増殖され、楽しまれました。約２５年という、親と子ほどの世代の差が一瞬で埋まったどころか、より大きな価値へと転換したんですね。

それは別に、都市と田舎の格差の問題のような社会的な態度から起こったブームではありません。ただ面白かったから、エネルギーがあったから、流行ったまでのことです。しかしながら、吉幾三が曲にしたためた中で心によぎったかもしれない田舎に対する様々な思いは、時間も空間も意味を成さないインターネットの世界で、たくさんの若者の心に響いたことは間違いないでしょう。

これからもこのブームが続いていくのか？　とか、都市と田舎の問題はどうなるのか？　とか、そんな事は一切予想がつきません。しかし、これだけは確実に言えることでしょう。<strong>若者たちが時代を超えて良いものを楽しみ、意味を見出し、育てていくセンスは、絶対に確かなものだと。</strong>
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-319.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 07 Mar 2010 08:20:25 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「占いは信じてないんだ。」</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="asigaattakaikasamuikasoregamonndaida107.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/22/asigaattakaikasamuikasoregamonndaida107.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

ちょっとした懺悔というか、一部の人には謝る他無いんですが・・・僕、占いというものを一切信じてないのでございます。だから、例えば学生時代にお世話になったあの方とそのご家族と盛り上がった血液型占いトークも、心の底では「占いは信じてないんです、ごめんなさい」と思いながら聞いていたりしたんです。会社の同期と盛り上がった子供の命名における字画の問題も、「なんでそんなんで人の運命が変わるんだ、そもそも現代日本の漢字だって、数十年のレベルで形や字画が変わってるじゃないか」と思ってたりしました。

性格悪いよなぁ。

・・・とは言いつつも、まったく占いというものに対して聞き耳を持たない訳でもなくて、それこそ荒唐無稽に思える占いであっても、そのとおりに行動することはあります。例えば・・・

<ul>
	<li>今日は交通事故に気を付けなさい。</li>
	<li>食べ過ぎ注意。</li>
	<li>ラッキーアイテムは、ホッチキス。</li>
</ul>

なんていうのを聞くと、けっこう守ることにしています。というのは、占いはまったく荒唐無稽であるからこそ、以下のような側面があると思うからです。

<ul>
	<li>占いとは、<strong>ランダムな教訓発生装置</strong>である。</li>
	<li>占いとは、<strong>ランダムな行動発生装置</strong>である。</li>
</ul>

普段の生活に油断しているとうっかり忘れてしまう教訓の類とか、平板な毎日で行動がパターン化してしまっていることを思い出させる装置としては、占いというのもは案外優秀なんじゃないかな、と思うわけです。「ラッキーアイテムは、ホッチキス！」なんてバカバカしいぐらいの占いだけど、言われた日は「ホッチキスを使うと効率的になる仕事は無いかな？」とか、「ホッチキスの針ってまだ十分あったっけ？」なんて無理やりホッチキスについて考えるようにしています。それがまた、存外に面白いことがあったりするから不思議なんです。

というわけで、僕は占いを一切信じていないけれど、案外聞いてますので、占い好きの皆様におかれましては・・・ご容赦ください（汗）

<h3>
今日の写真
</h3>

今日の写真は、陸奥湊近くの洋服屋さんの「靴の中敷き大セール」です。売り場を埋め尽くす、靴の中敷き。「今日のラッキーアイテムは、靴の中敷きです！」と言われた日にも安心の品揃えでございます。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-314.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-314.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 06 Mar 2010 21:26:51 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>面影ラッキーホールを聴け Vol.5 『必ず同じところで』</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sementokoujounonazomeitauruwasikikata107.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/28/sementokoujounonazomeitauruwasikikata107.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

日本のミュージックシーンで間違いなく異彩を放つバンド「面影ラッキーホール」の楽曲群を読み解くシリーズ第５弾は、アルバム「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GG9G?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00005GG9G">代理母</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=B00005GG9G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」から「必ず同じところで」を取り上げます。今回は、ダメな女性のお話です（面影ラッキーホールの曲は、ダメな男性の話かダメな女性の話か、その両方のお話かのどれかですが）。

<h3>
あらすじ
</h3>

６分１４秒のスローな曲で歌われるあらすじは、以下の通りです。このシリーズを理解してくださっている方にはお断りの必要は無いでしょうが、<strong>以下には不適切な表現が含まれますので、お嫌いな方はご退出くださいね。</strong>

<ol>
	<li>都会の片隅で、ある若い女が半生を思い返している。</li>
	<li>ある男を追いかけて田舎から上京し、その男だけを支えに生きてきたが、ある日『彼は工場を辞めてあたしの嫌いなシゴトを始め』、女性も『同じようにまったく知らない化粧の仕方覚えた』。</li>
	<li>男は高校の先輩で『あのひとみんなのあこがれだった』が、『さえないあたしは気を飛行と無茶なコトさせられた』。『からかい半分のデートでさえもあたしの胸は高鳴ったし』、『女になった夜は同時に彼の友達にも抱かれた』。</li>
	<li><strong>『必ず同じところで・・・』</strong></li>
	<li>男は『一晩に物凄いお金動』すようになり、派手な生活が続き、『あたしも同じようにOLじゃ買えないなりふりを身につけた』。</li>
	<li>高校の後輩の結婚招待状が届き始めた頃、母親にお見合いをさせられた。『女として人並みな幸福』が頭をよぎる。</li>
	<li><strong>『必ず同じところで　つまづいて・・・』</strong></li>
	<li>『子供のようなあなた　あたしの胸でおやすみ』</li>
	<li>男は追われる身になり、女は男を立ち直らせようと『無茶なコトさせられた』。『このひと以外との生活に戻れないのは確かだった』。</li>
	<li>『女としての幸福を買われた男の胸で感じた』。</li>
	<li><strong>『必ず同じところで　つまづいてしまう』</strong></li>
</ol>

ダメな男に翻弄される、ダメな女。ここまでハッキリと分かりやすい話ではないにせよ、今日も日本中にこんなカップルが無数に存在しているでしょうし、僕もそうなる可能性があった（もしくは、実は今もそうなっている）のでしょう。女はこの男を好きになったばかりに、ガラガラと転落していきます。『必ず同じところでつまづいてしまう』と現状を理解できているのに、『子供のようなあなた　あたしの胸でおやすみ』と男を愛することを辞めず、『無茶なコトやらされ』る生活から離れようともしない。僕には直接の経験はありませんが、世の中にはある話なのかもしれないな、と想像しますし、そんな矛盾を抱えたこの女の考えについても特に違和感はありません（むしろ、僕も同様に矛盾を抱えているとすら思います）。

ポイントは１つです。タイトル『必ず同じところで』にも含まれる<strong>『同じところ』とは、具体的にどこなのか？</strong>　という点です。

<h3>
ミスター正当性の主張
</h3>

もし世の中に正しい人、ミスター正当性みたいな人がいたとしたら、女に対してこう言うでしょう。

「同じでも何でもない。今からでも現状を理解して男から離れるべきだし、これまでその都度そんな判断はできたはずだ。お前が間違っている。お前は、問題に対処しないからこそ、必ず同じところでつまづくのだ」と。

『同じところ』とは、目の前にあるダメな男性による問題そのものだ、とミスター正当性は言います。そりゃそうでしょう、何せ女はこんなダメな男に近づくために別の男に抱かれるというレイプに近い行為をされ、追い込まれる男のためにカラダを売るという『無茶なコト』まで自らの意に反して行っているわけですから（ただし個人的な考えとして、女性の性的陵辱に対しては敵意すら覚えますが、性産業を差別したり見下したりするつもりは一切ありませんので、申し添えます）。

なぜこんな『無茶なコト』をするのか、何のために女はこんな辛い生活に耐えているのでしょう？　答えはきっと、「男と二人、いつもいっしょにいたい」だけなのでしょう。ミスター正当性は暗に「女自身がシアワセになる方法」を諭すことで暗に男と引き離そうとする一方で、女は男と一緒にシアワセになることを、つまり「男とはなれない方法」を考えているのですから、ミスター正当性の言葉はこの段階で女とすれ違ってしまいます。そもそも女は『必ず同じところで　つまづいてしまう』と自らの人生が失敗続きであることを分かってすらいますから、ミスター正当性は残念ながら役不足ですね。

そんな風にして、女は『必ず同じところで』つまづき続ける人生を今日も送っています。そしてその世界は、<strong>正当性なんぞ入り込む余地の無い何かが支配する世界</strong>のようです。

<h3>
「二人はいつもいっしょ」というルール
</h3>

一方で、この歌の構造をカメラを引いてみて、二人の対比構造に注意してみます。

<ol>
	<li>男が『みんなのあこがれ』である時、女は『彼の友達にも抱かれる』。また、男が『一晩で物凄いお金動かす』ほどの時、女は『OLじゃ買えないなりふりを身につけた』。</li>
	<li>女は一人お見合いをして『人並みな幸福』について考えるが、結局何もしない。</li>
	<li>男が『追われる身』の時、女は売春で金を稼ぎながら『女としての幸福を買われた男の胸で感じた』。</li>
</ol>

上の３つの例は、こう言い換えられます。

<ol>
	<li>男がプラスの価値を持つ時、女はマイナスの価値を持つ。</li>
	<li>男が居ない（ゼロの価値）時、女もまたゼロの価値を持つ。</li>
	<li>男がマイナスの価値を持つ時、女はプラスの価値を持つ。</li>
</ol>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="yokodakesuutyokusen.png" src="http://from8.org/diary/kako/2010/03/01/yokodakesuutyokusen.png" width="500" height="150" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>

<strong>二人の価値の総和は、常にゼロで均衡している</strong>んですね。男と女の価値は常に逆向きで、ベクトルを足し合わせると点（ゼロ）になります。壁を手で押すと、押す力と同じ大きさで逆向きの力で壁が手を押し返す力が働くという『作用反作用の法則」なんて物理で習いましたけど、とても似た状況ですね。そして、この作用反作用の法則には、もう少しだけ続きがあります。

<strong>・・・同じ力で押し返されるからこそ、壁も手も動かない。</strong>

ゼロで均衡している以上状況は変わらない、だからこそ男と女はずっと一緒にいることができるんですね。逆に言えば、男がどこまで人の道を外れていっても、女がそれに代わる価値を生み出しさえすれば、二人は離れることはないし、恐ろしいことにそれは女が望むことなんですね。こんな状況は、おそらく男がさらに悪い状況に陥って、女が対価を支払えなくなるまで続くでしょう。それは言わば、女にとって社会的な死か身体的な死のいずれかに値することでしょう。ひどい話ですが、それが「二人がいつもいっしょ」の世界におけるルールなのであり、ルールを変えない以上<strong>救いが無い世界</strong>であると思われます。

この部分だけなら、きっとミスター正当性にも理解できる話じゃないかと思うんです。ルールを変えない以上、救いが無い・・・そりゃ、そうだろう、と。悪い男とくっついてたら、シアワセになれるはずがない。僕も、なんとなくこの論理には同意したくなります。

しかし、そんな考えを、実は面影ラッキーホールはさりげなくも一蹴しています。<strong>こんな状況でも、女はシアワセなのだ、</strong>と言うのです。

<h3>
虚数としてのシアワセ
</h3>

もう一度、冒頭のあらすじを以下に示します。ただし、注目して欲しい部分は色がついた強調部分だけで、他の部分は読んでいただかなくて結構です。

<ol>
	<li>都会の片隅で、ある若い女が半生を思い返している。</li>
	<li>ある男を追いかけて田舎から上京し、その男だけを支えに生きてきたが、ある日『彼は工場を辞めてあたしの嫌いなシゴトを始め』、女性も『同じようにまったく知らない化粧の仕方覚えた』。</li>
	<li>男は高校の先輩で『あのひとみんなのあこがれだった』が、『さえないあたしは気を引こうと無茶なコトさせられた』。<strong>『からかい半分のデートでさえもあたしの胸は高鳴ったし』</strong>、『女になった夜は同時に彼の友達にも抱かれた』。</li>
	<li>『必ず同じところで・・・』</li>
	<li>男は『一晩に物凄いお金動』すようになり、派手な生活が続き、『あたしも同じようにOLじゃ買えないなりふりを身につけた』。</li>
	<li>高校の後輩の結婚招待状が届き始めた頃、母親にお見合いをさせられた。『女として人並みな幸福』が頭をよぎる。</li>
	<li>『必ず同じところで　つまづいて・・・』</li>
	<li><strong>『子供のようなあなた　あたしの胸でおやすみ』。</strong></li>
	<li>男は追われる身になり、女は男を立ち直らせようと『無茶なコトさせられた』。『このひと以外との生活に戻れないのは確かだった』。</li>
	<li><strong>『女としての幸福を買われた男の胸で感じた』。</strong></li>
	<li>『必ず同じところで　つまづいてしまう』</li>
</ol>

注目すべきは、上記の３箇所の強調した部分です。男の価値がプラスからマイナスへと転落し、自らが価値を生み出して男を養わなければならない状況であっても、女はシアワセを感じている様子が描かれているんですね。・・・ここで、やっと先の問題に対する答えを導き出すことができます。『必ず同じところで』の『同じところ』とは、どこか？　の答えは、ここです。

<strong>女は、シアワセだからこそ、男から離れない。『同じところ』とは、ふいに訪れるシアワセのことだ。</strong>

二人でいる限り、互いの価値は打ち消され、ゼロになることは先に論じました。数直線の右と左に互いの価値は反発して伸びていき、結局いつも足し合わせれば、ゼロ。一方で、そんな価値とはまったく別の軸に、シアワセは訪れます。

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tateyokosuutyokusen.png" src="http://from8.org/diary/kako/2010/03/01/tateyokosuutyokusen.png" width="500" height="500" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>

左右に伸びた数直線を直角に貫く、もう一本の軸。それは数学では虚数軸と呼ばれます。水平な軸の上の数字は実数(real number)と呼ばれ、垂直な軸の上の数字を虚数(imaginary number)と呼びます。二人の価値とシアワセは、複素数平面と呼ばれるこの図の上では、こんな風に表現できそうです。

虚数とは、英語のimaginary numberの和訳です。imaginary numberを直訳すると、「想像上の数」。本来の数学では「二乗してマイナス１になる数」を指し、そんな数は現実には存在しないことからこその命名がされているわけですが、この言葉は目に見えない「シアワセ」という概念と非常に相性が良さそうです。

『必ず同じところで』における女の体は、男の友達に犯されたり、お金にために見知らぬ男のために犯されています。現実世界における女は、男との関係やお金を産むためにボロボロになっています。そんな状況を見て、ミスター正当性はダメだと言うでしょうが、その忠告は永遠に女には届きません。なぜなら、<strong>ミスター正当性の言うことは、すべて実数（価値）に対応したものだから</strong>です。物語の中でも、母親からの忠告でお見合いをしたりして、一定の実数（価値）を得て人並みな生活を送ることについて、女は一度考えています。しかし、女は実数ではなく、虚数を選びました。世界に存在して客観視できるお金・安定・社会性という価値ではなく、世界に存在せず正当性の入り込む隙の無いシアワセが支配する世界を選んだんですね。女は、そのシアワセの条件として「二人でずっといっしょにいること」というルールを定めました。そこでは熾烈なゼロサムゲームによって自らの価値が搾取されることも、女はわかっていました。最後は『女としての幸福を買われた男の胸で感じ』るという転倒した状況にすらなったとしても、女の世界はルールを変えない。

<strong>女がつまづいていたものの正体とは、シアワセだったのです。</strong>

だからこそ、ほら、僕はこの文章の頭から最後まで、<strong>「不幸な女性」</strong>とは、書けなかったんです。

<h3>
あとがき１
</h3>

写真は、八戸のある場所で撮影した女性の後ろ姿です。とても美しい人でした。誰かが迎えに来るのを待っているのか、寒い中をずっと立って待っていたようです（一度撮影して戻ってきても、まだいましたから）。近くにはバスの待合室もあるのに、どうして彼女は外で待っていたのか？　その理由は、上の話の同じようなところにあるのかな、と思ったりもします。

当然のように、この女性はこの物語との関連性は一切ないことを、最後にお断りしておきます。

<h3>
あとがき２
</h3>

数学における複素数平面では、点を「回転」させることができます。様々な数の組み合わせ（それは行列と名づけられています）を掛け合わせることで、実数と虚数の組である点が回転したり、ゼロから遠く離れたり近づいたりします。ただし、実数も虚数もゼロである場合だけ、点はどんな行列を掛け合わせても、変化しません。永遠に、完全に、ゼロであり続けます。

行列によって、僕が持っている「目に見える価値と目に見えないシアワセ」が、回っていく。でも、僕が完全にゼロになってしまったら、もうどうしようもない。・・・言葉の上の遊びではありますが、この喩えも、また、味わいがあるように感じます。

次回は、再びダメな女性が登場しますが、状況は今回よりももっとタフです。『夜のみずたまり』、『必ず同じところで』と同じアルバム「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GG9G?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00005GG9G">代理母</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=B00005GG9G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」からの楽曲です。本当名盤です、このアルバム・・・では、ご期待下さい。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-315.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-315.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">面影ラッキーホール</category>
            
            
            <pubDate>Thu, 04 Mar 2010 22:49:11 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>小説・木村友祐『海猫ツリーハウス』</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kooritohonoogamyounichikaikitaguni088.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/03/kooritohonoogamyounichikaikitaguni088.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

第33回すばる文学賞を受賞した八戸市出身・木村友祐さんの小説「海猫ツリーハウス」について。<strong>以下物語に対する重大なネタバレを含みます</strong>ので、イヤな人は下の「ここからはネタバレを含みません」という強調箇所まで読み飛ばしてください。

また、八戸出身の人・住んでいる人にはちょっと過激な表現を以下でしちゃってますので、その点もご容赦ください。

<h3>
書評
</h3>

突然田舎に帰ってきた兄「乱坊」は、演劇やら政治的な思想やら人生に対する考えかたやら、小賢しく頭でっかちな事をハンパな関西弁で声高に叫び、弟である主人公を苛立たせます。一方、主人公にバイト代を払い仕事を教え、乱暴ながらもあたたかな人格で包むは、ツリーハウス（木の上に作られた小屋）を作り続ける八戸弁丸出しの「親方」。

主人公は田舎で祖父の農作業を手伝いながら、服飾デザイナーを夢見ている男。前に踏み出せずにいる事を悩みながら、一方ではデザインもせず女遊びに精を出し、結局はヤキモキした気持ちを抱えながらハッキリしない日々を送る主人公は、「乱坊」と「親方」の間で翻弄されながら、どんな生き方を見つけるのか・・・そんな風に、控えめな紹介文をまとめるのなら、本作は青春小説、特に若者の悩みと自己実現の話だと言うことができます。

ここまで読まれた方は「あー、なんとなくだけど、兄「乱坊」とケンカしたりしながら、最後は親方みたいに自分のやりたいことをやるんだと決意するようになるんかな？」と思うかもしれません。しかし、本作はこういった前向きな話とはかけ離れた方向に進んでいきます。

乱暴と親方は、同類だったんですね。

きっかけは省くとして（おそらく推測は容易でしょう）、主人公が乱坊と親方に罵られるシーンがあります。二人は「認識が甘い」「今更無駄だ」「情が薄い」と罵ります。方言丸出しですから、それはもうリアルで残酷な言い方で、主人公は叩かれます。そこでポイントになるのが、乱坊の言葉。主人公を罵る言葉は、関西弁と八戸弁が混ざったものなんです。関西弁は兄が大学時代に身につけたもので、関西で生まれ育った人からすれば一笑に付されるほどの浅はかなものであり、東日本の人を苛立たせるには十二分な威力です。しかし、それにもまして八戸弁が、恐ろしいほどに醜悪なんですね。ここで筆者の木村さんは、ハンパな大阪弁も八戸弁も、本質的には何も違わない、と言っているのではないかと感じられます。主人公にすれば何で八戸出身の者が大阪弁を使うのかと腹立たしかった大阪弁と八戸弁が、同じぐらい、いやむしろ八戸弁のほうが腹立たしく響いたことでしょう。

主人公を見守ってくれていた親方も、作中のヒロイン的な存在である女性「原口さん」も、どんな美しい作品を作っていようとも一皮むいたら一緒。「乱坊←主人公→親方」という対立軸を脇から見守る原口さんという構図も、最後には「乱坊・親方・原口さん 対 主人公」となり、ひいては主人公すら彼らと同類であることが分かる。八戸という片田舎に住むニンゲン全員が、みな同類の醜悪で空虚な存在へと集約していくんですね。

このような、ややもすれば「田舎＝ダメ」という構図を抜け出すために、この物語には脱出口がいくつかセットされています。充実して生きること・自己実現することの象徴としての服飾デザインと、主人公が見る自らが首から吊るされたヘリコプターの幻です。「生きること・服飾デザイン」が上方向に、「死」が下方向にセットされていて、横軸は物語開始時点では乱暴と親方が対立軸として存在していました。しかし、物語の最後には水平方向の軸は完全に圧縮され、上と下、生と死しか無い純粋だけどガランとした世界へと変貌していくことになります。生まれ故郷とか、家族関係とか、そんなことを越えて、ただ生きるか死ぬかの世界では、僕たちは不器用な海猫のひなと見分けがつかないぐらいに不安定で、何も知らず、でもだからこそ可能性がある。目の前には海と空と自分の手のひらしか無い、そんな場所にたどり着くことになるんですね。

そういった意味で、本作は実は特に八戸である必要も田舎である必要も無いように感じられます。ただし、それはあくまで一般的に・・・言い換えれば「八戸出身者以外の日本人全員」に対する言い方です。この物語が暗に示しているのは、どこに住んでいようがどんなコミュニティに属していようが、関係なく人はみな同様に空虚だという事であり、そんな主張が八戸弁で語られていることはすなわち「八戸に住んでいようがいまいが、空虚さは微塵も変わらない」事を示します。

自らで食べ物を作りながら田舎に住むことの大切さは、奇しくも乱坊が声高に叫んでいた理念のひとつでもあります。しかし、そんな理念にどれほどの意味があるのか、と作者は言っているように思われます。方言をテキスト化することで成功した、グロテスクで下らないニンゲンの群れの中で生きることは、どこに住んでいようが避けられないし、そもそも自分自身が空虚であることからは絶対に逃れられない。それが世界の有り様だとするなら・・・？

したがってこの作品は、外見の穏やかさ（田舎と都会という対立軸や、若者の青春譚といった側面）を入り口にしながらも、出口は生と死しかない場所へと連れて行く構造となっていて、中途半端な情緒的感情や退廃的なものをも排除していくプロセスが物語の骨を成しています。そして、物語の途中で断罪され振り落とされていくものの中には、間違いなく（田舎を好きな気持ちを持っている）僕たちも含まれています。

乱坊が偉そうに語る下らない理念と、田舎について語られる様々な理念は、物語が通り過ぎた後には、ついに同類として首から吊るされてしまいます。そんな世界で、僕（＝あなた）はどう生きるのか？　という問いを残したまま、物語は終わります。

<h3>
おわりに
</h3>

<strong>※ここからはネタバレを含みません</strong>

上記では色々と書いてしまいましたが、本作で最も話題になるであろう<strong>「方言をそのままテキストに落とし込んでいる文体」「方言に標準語のルビ」</strong>といった要素の詳細については一切触れませんでしたし、八戸をご存知の方なら知っている場所が度々登場する面白さもあります。このあたりを純粋に楽しむのも読み方のひとつです。この点は、太鼓判でしょう。上の書評を読んでいただいた方ならより真意が伝わると思うのですが、八戸に縁を持つ方であれば、この物語は面白いのみならず、大きく響くものがあることでしょう。

最後に、１コだけ小さなネタバレとも呼べない程度のネタバレをしてしまうんですが、作中に<strong>「したたて」</strong>という方言が出てきます。これには「だけど」というルビが振られているんですが、これって八戸の人はどれぐらい言いますかね？　僕は同じ意味で「したって」という表現はよく使っていた一方で、あまり「したたて」とは言わなかったような気がするので。八戸の中でも地域差があるのかな？

というわけで、八戸から出た作家・木村友祐さんのデビュー作「海猫ツリーハウス」についての書評でした。これから木村さんがどんな方向に向かっていくのか、楽しみに見守りたいと思います。

<div style="text-align: center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087713334?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4087713334"><h1>Amazon「海猫ツリーハウス」へ</h1></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4087713334" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div>
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-295.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-295.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">書評</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 03 Mar 2010 05:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「八戸から」２００９〜２０１０年冬のまとめ</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="marihaitowomakinagarasukosizutuookikunarunodanala108.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/03/02/marihaitowomakinagarasukosizutuookikunarunodanala108.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

２００９年から１０年にかけての冬の間、当サイトをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。２００９年の１２月１日から２０１０年の２月２８日までの９０日間を「２００９〜２０１０年冬」として、アクセス数及びサイトの状況についてご報告いたします。

なお、下記で「ユニークアクセス」という言葉を使いますが、これは「１日に何度もアクセスした人」のアクセス数を１として、純粋に「１日に何人の方が当サイトを見られたか？」を算出した値です。一方で「アクセス」とはページ表示回数を示す値です。

<h3>
アクセス数
</h3>

２００９年１２月はこちら。

<ul>
	<li>ユニークアクセス総数　：　４２９２（前月は４０８６）</li>
	<li>ユニークアクセス・一日平均　：　１３８（１３６）</li>
	<li>アクセス総数　：　６９９７（６５８９）</li>
	<li>アクセス一日平均　：　２２５（２１９）</li>
</ul>

２０１０年１月はこちら。

<ul>
	<li>ユニークアクセス総数　：　５９３０</li>
	<li>ユニークアクセス・一日平均　：　１９１<strong>← NEW RECORD !</strong></li>
	<li>アクセス総数　：　１０３１６</li>
	<li>アクセス一日平均　：　３３２<strong>← NEW RECORD !</strong></li>
</ul>

２０１０年２月はこちら。

<ul>
	<li>ユニークアクセス総数　：　５１２５</li>
	<li>ユニークアクセス・一日平均　：　１８３</li>
	<li>アクセス総数　：　７８７０</li>
	<li>アクセス一日平均　：　２８１</li>
</ul>

<strong>心から感謝いたします。ありがとうございました！</strong>

ユニークアクセス（一日に訪れた人が何人いたか）で１００件／日を突破したのが２００９年５月だったんですが、次の目標である<strong>２００件／日まであと一歩！</strong>というところまで来ました。なんだか自分のサイトではないぐらいです、本当にうれしいです（２０１０年１月の「１９１件／日」ユニークアクセス）。ただし、実はこれにはウラがありまして・・・その際にもこのページで告知させていただいたんですが、Yahoo！カテゴリに登録され、かつ「<a href="http://picks.dir.yahoo.co.jp/weeklypicks/">Yahoo!今週のオススメ</a>」に掲載されたんですね。１日１つのサイトが中でもプッシュされるんですが、当サイトの告知をしていただいた１月２８日のユニークアクセスは、なんと一日で<strong>６０３件（！）</strong>にも達しました。

ちなみに、なぜ当サイトが掲載されたかと言いますと・・・<strong>分かりません（汗）</strong>、でも、こんな流れだったんです。

<ol>
	<li>ある日、Yahoo!さんの中の人から当サイトの公開メールアドレス（<a href="http://from8.org/about/">about</a>をご覧下さい）に、メールが届く。</li>
	<li>メール曰く。「Yahoo!カテゴリに登録しました」プラス、「来週の<a href="http://picks.dir.yahoo.co.jp/weeklypicks/">Yahoo!今週のオススメ</a>に掲載しますね、よろしくお願いします！」。</li>
	<li>メールには、特に返信の必要もなく、ありがたく読ませていただきました。</li>
</ol>

・・・というわけで、Yahoo!さんが独自の調査で当サイトを見つけられたようです。インターネット黎明期からネットをやっている僕としては（年齢について聞かないこと！）、Yahoo!カテゴリやら<a href="http://picks.dir.yahoo.co.jp/weeklypicks/">今週のオススメ</a>やらに載るなんて恐れ多いコトでありまして・・・かなり緊張しました、ハイ。

とても励みになりました、Yahoo!さんに感謝です。

<h3>
にほんブログ村はどうなっているか
</h3>

一方、当サイトがオススメしているブログランキングサイトであるところの<a href="http://www.blogmura.com/">にほんブログ村</a>での順位も変わらずに推移していて、クリックしていただいている皆様には本当に感謝しております。何せ私のブログに対するモチベーションの何割かは確実ににほんブログ村ランキングに依存していますので、どうぞ馬にムチを入れる感覚でビシバシボタンをクリックしていただければと思います。

さらに言えば、八戸のサイトの参加数がどんどん増えているのもうれしい限りで、<a href="http://localeast.blogmura.com/hachinohe/">八戸ランキング</a>が属する「<a href="http://localeast.blogmura.com/ranking.html">地域生活（街） 東北ブログランキング</a>」における、都市別サイト数は以下のようになっています。

<ul>
	<li>１位：仙台(３１９)</li>
	<li>２位：盛岡(７４)</li>
	<li>３位：八戸(６６)<strong>← NEW RECORD !（前回４位）</strong></li>
	<li>４位：山形(５８)</li>
	<li>４位：郡山(５５)</li>
	<li>その他、青森県内のサイト数：青森(４８)、弘前(４２)</li>
</ul>

<strong>・・・ついに東北ベスト３！</strong>　八戸は着実にネットから盛り上がりつつある、と言えるのではないかと思います。もしこの文章を読まれているあなたがサイトをお持ちであれば、<a href="http://www.blogmura.com/">にほんブログ村</a>や<a href="http://blog.with2.net/link.php?684885">人気ブログランキング</a>といったブログランキングサイトへの登録をしてもらえれば、これほどうれしいことはありません。

とにもかくにも、なにはともあれ、ありがとうございましたーっ！ ぺこり。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-318.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-318.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">お知らせ</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 02 Mar 2010 05:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>マンガ「水木しげるの遠野物語」</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="mizukisigerunotoonomonogatarinosyasin107.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/28/mizukisigerunotoonomonogatarinosyasin107.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

民俗学好き＋水木しげるの絵が好きな私としては、見逃す訳にはいかないのが<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091828795?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4091828795">「水木しげるの遠野物語」</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4091828795" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />。日本における民俗学の創始者とも言われる柳田國男の「遠野物語」を、魑魅魍魎を唯一無二の筆致で描く水木しげるがついにマンガ化してくれました。南方熊楠の魅力あふれる人間像をマンガ化した<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041929075?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4041929075">「猫楠―南方熊楠の生涯」</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4041929075" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />も良かったので、問答無用で購入とあいなりました。

そもそも、遠野物語における遠野とは、このあたりにあります。

<div style="text-align: center;"><iframe width="640" height="480" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://www.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E9%81%A0%E9%87%8E&amp;sll=39.344918,141.531372&amp;sspn=1.909464,3.433228&amp;brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E9%81%A0%E9%87%8E%E9%A7%85%EF%BC%88%E5%B2%A9%E6%89%8B%EF%BC%89&amp;ll=39.681826,141.767578&amp;spn=2.029191,3.515625&amp;z=8&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://www.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=embed&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E9%81%A0%E9%87%8E&amp;sll=39.344918,141.531372&amp;sspn=1.909464,3.433228&amp;brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E9%81%A0%E9%87%8E%E9%A7%85%EF%BC%88%E5%B2%A9%E6%89%8B%EF%BC%89&amp;ll=39.681826,141.767578&amp;spn=2.029191,3.515625&amp;z=8" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></div>

岩手県の中南部、海からなら釜石から西へ、陸からなら花巻から東へ入ることになります。山は深く、しかも盆地になっているという陸の孤島のような土地で語られる豊かな伝承を本にまとめたものが遠野物語です。そんなお話を水木しげるが絵にして、面白くないはずがありません。個人的には「ちょっとページ数が足りないのではないか？」と思えるほど駆け足な場面が見られたりもしましたが、大満足でございます。★★★★☆。

最後に、遠野物語の中からいくつかのお話をちょっとだけご紹介。こんな不思議なお話が東北に今も語り継がれているんです。

<ul>
	<li>松崎村の寒戸というところで、梨の木の下に草履だけを残し、ある娘が行方知れずになってしまった。三十年後、その娘の家で親戚一同の集まりがあった風の強い夜、戸を叩く者がいる。戸を開くと、年老いた女が立っていて、<strong>わしは三十年前に去ったこの家の娘じゃ、</strong>と言う。その場にいた者はおののきつつも中へ招き入れるが・・・。</li>
	<li>あるところに農夫とその娘が一頭の馬を飼いながら住んでいた。娘は美しかった。娘は馬を愛し、夜は厩で寝るようになり、<strong>ついには馬と夫婦になってしまった</strong>。激昂した農夫は馬を桑の木に縛り上げ、首を落として殺してしまった。娘はその首に抱きついて涙したが、すると・・・。</li>
	<li>土淵村の助役の弟・副二は、海辺の「田の浜」という土地へ婿へ行ったが、大津波に遭い妻と子を失った。生き残った子と小屋を立てて暮らしていたが、ある夜用を足そうと波打ち際を歩いている時に二人の人影を見つける。それは死んだ女房と、同じく津波で死んだ里の男だった。副二は婿に入る前に女房が別の男と心と通わせていたことを思い出し尋ねると、<strong>「今はこの人と夫婦だ」</strong>と女房は言う。そんなバカな、子供が可愛くないのか！？　と副二が問い詰めると・・・。</li>
</ul>

まあ、一度読んでみてくださいな。ドントハレ（１２３８円＋税）。

<div style="text-align: center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4091828795?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4091828795"><h1>Amazon「水木しげるの遠野物語」へ</h1></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4091828795" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div>
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-316.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/03/post-316.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">書評</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 01 Mar 2010 06:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>マンガ「テルマエ・ロマエ」が面白い</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="girisyasentoumangaterumaeromaesyasin108.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/28/girisyasentoumangaterumaeromaesyasin108.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

ちょっと前にネット界隈で話題になったマンガをやっと読むことができたんですが、見事に予想を超えた面白さで楽しませてくれました。爆笑しちゃったもんなー。

あらすじは、上の写真の本の帯に欠かれていることそのままです。<strong>古代ローマのオトコが、現代日本の風呂へタイムスリップするんですね。</strong>主人公は「古代ローマ時代の技師の男」で、それが「現代日本の風呂へ」「タイムスリップ」するんですね。どこまで行っても訳の分からないあらすじであることには否めないんですが、こうとしか言いようがないのです。

古代ローマには「テルマエ」と言われる公衆浴場があり、建築技師であり失業中の主人公がふてくされながらテルマエで体を休めていると、ふとした弾みでタイムスリップして現代日本の銭湯に移動してしまうんですが、そこで見た銭湯の素晴らしさに感動し、また弾みで元の古代ローマに戻った主人公が「現代日本風のテルマエ」を作ることになるんです。

・・・うーむ。

どれだけ説明してもきっと伝わらないだろうし、そもそも僕も書いても書いても拳が空を切るような感覚に陥ってしまいましたので、説明は切り上げます！　ごめんなさい！　とはいえ、このマンガは極めて特異でやもすれば一発芸に陥ってしまうような世界設定ではあるものの、やっていることは<strong>肩の力を抜いて笑えるギャグマンガ</strong>で、ついでに<strong>少しローマの文化も学べる</strong>という不思議とハイクオリティな作品に仕上がっておりますので、ちょっと読んでみていただいてもよろしいかと。生真面目で彫像のような顔の古代ローマ人が銭湯に驚愕する様子は、きっとあなたも笑わせると思いますので。コミックス版、６４０円でございます。★★★★☆。

<div style="text-align: center;"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047261270?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4047261270"><h1>Amazon「テルマエ・ロマエ I 」へ</h1></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4047261270" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div>
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-317.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-317.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">書評</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 28 Feb 2010 06:54:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>どこか気になる３題</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="konomachinamigadousiyoumonakuitosiitokigaaru104.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/22/konomachinamigadousiyoumonakuitosiitokigaaru104.jpg" width="900" height="898" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

最近、ちょっと気になってることってありませんか？　僕にとってちょっと気になる話題を３つほど。あくまで「ちょっと気になる」程度なので、そのあたりはよろしくです。

<h3>
ひとつめの、気になる。
</h3>

中堅どころの２ちゃんねるまとめサイト「<a href="http://blog.livedoor.jp/deal_with0603/">ムズ痒いブログ</a>」さんから、<a href="http://blog.livedoor.jp/deal_with0603/archives/51540168.html">こちらの記事</a>をご紹介。短い名言なので、そのまま引用します。

<blockquote>
<p>
　　　r　‐､　<br>
　　　| ○ | 　　　　　　　 r‐‐､<br>
　　_,;ﾄ - ｲ、　　　　　 ∧l☆│∧ 　良い子の諸君！<br>
（⌒`　　　 ⌒ヽ　　　/,､,,ﾄ.-ｲ/,､ l　　若者の○○離れとよく耳にするが、<br>
　|ヽ　 ~~⌒γ⌒）　r'⌒　｀!´ `⌒） 　当時群がってたのは今のジジババ共だ！<br>
│　ヽー--'^ー-'　（ ⌒γ⌒~~　/|　 今の若者は、離れるも何も<br>
│　　〉　　　 |│　　|｀ー^ｰ-- r'　| 　最初から近づいてすらいないな！<br>
│　/───|　|　　|/　| 　l　　ﾄ､ | 　<br>
|　 irｰ-､ ｰ　,}　|　　　 / 　　　　i 　　　　　<br>
| /　　　｀X´　ヽ 　　 / 　 入　　｜
</p>
</blockquote>

なんだか頭が悪い「若者の◯◯離れ」現象が多数報告されていますが（当然それらは根拠が薄いことが多い）、そんな言われも無い批判をアッサリとうっちゃる頭の良い一言。気持ちイイ。僕も一般的なマスコミによると「◯◯離れ」を引き起こしている元気のない世代のひとりらしく、アホらしいとは思いつつも少々気になっていたのです。

ただし、上の引用の中で「ジジババ共」というところだけは、修正したいかなあ。上の世代の人たちだって、昨今の若者叩きのバカバカしさについて理解している人のほうが多いだろうから。

<h3>
気になる、ふたつめ。
</h3>

一気にアルファブロガーに上り詰めた「<a href="http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/">俺の邪悪なメモ</a>」さんの記事「<a href="http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100227/p1">外国人参政権反対派の「たったひとつの冴えたやり方」</a>」をご紹介。政治ネタですので、お嫌いな方はスルーしてください、すいません。

外国人参政権について民主党・社民党が積極的に進めている今、反対派のロジックが「冴えない」とこのブログの筆者さんは指摘します。この点、言われてみて僕もそのとおりだと思ったんですが、確かに「危険！」「憲法違反！」なんて連呼していても心に響かないというか、どうしても政治的な話題が持つ独特の閉塞感のようなものから逃げ切れていないように感じていました。そんな現状を根本から解決する「たったひとつの冴えたやり方」を、こちらのエントリで言い切っています。

僕や皆さんの外国人参政権に対する考え方はひとまず置いておいて、以下の一節だけを引用したいと思います。

<blockquote>
<p>
だから、<strong>外国人参政権反対派の人は、外国人差別に反対し徹底的に戦うべきなのです！</strong><br>
これが俺の考える「たったひとつの冴えたやり方」です。
</p>
</blockquote>

素晴らしい。それだ。是非、リンク先の原文もお読みいただければと思います。

<h3>
最後の、気になる。
</h3>

バンクーバーオリンピックでも最注目の女子フィギュアの結果が出ましたね。日本が金メダルを取れなかったのは残念ではあるものの、個人的には勝負のアヤというものもあるだろうと思っているので納得はしているつもりです。あくまで、得点の比較としての勝負については。<strong>浅田真央との比較は置いといて・・・キムヨナの得点は、高すぎじゃないだろうか？　採点基準が男女共通のフィギュアにおいて、男子よりも上って、どういう事？　それに、歴代最高得点かぁ・・・過去のどの滑りよりも良いものとは、思えなかったんだよなぁ、正直・・・。</strong>　

で、ちょっと調べてみると、どうにも色々お考えをお持ちの方がおられるようで。

<ul>
	<li><a href="http://toramomo.exblog.jp/12170207/">キムヨナ選手の「世界最高得点」の意味を考える</a></li>
	<li><a href="http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=203">真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか？byキャンデロロ</a></li>
</ul>

上記のエントリでのポイントは「浅田真央のほうが演技構成の難易度が高いこと」「加点システムの有効性」の２つにまとめられるかと思うのですが、そういった具体的なことがよく分からない僕としては、「なんか実感に合わない点数だな」とだけつぶやいておきたいと思います。男子フィギュアでも先日プルシェンコのジャンプに対するジャッジで議論になる場面がありましたが、キムヨナの男子をも凌駕する女子歴代最高得点についても議論になるのか、少し気になります。

繰り返しになりますが、キムヨナ自身を非難するつもりもなければ、浅田真央が真の金メダルだ！　なんて言うつもりもないんです。非常に語弊のある発言ですが、どうせなら接戦のポイントでキムヨナに勝ってもらえてたら、こんな気分にはならなかったんだろうけどなぁ。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-310.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-310.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 27 Feb 2010 07:22:14 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>八戸の昔話「鯨石」</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="jikanwokoeteikuhouhounohitotuhakareteikukoto106.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/22/jikanwokoeteikuhouhounohitotuhakareteikukoto106.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

八戸に古くから伝わる昔話「鯨石」をどうぞ。

<div style="text-align: center;"><object width="640" height="505"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/c_6OvV9UYAc&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/c_6OvV9UYAc&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="640" height="505"></embed></object></div>

アニメの中では「鮫浦太郎」という名前がくじらに与えられていますが、現在では「八戸太郎」と呼ぶことが多いようですので、伝承を調べられる場合は、「八戸太郎」でご検索くださいね。

また、アニメの中で鮫浦太郎が瀕死の傷を負った場所は「熊野」であるとされていますが、熊野とは現在の和歌山県・三重県辺りを指し（現存する熊野市は三重県にあります）、このあたりが日本における鯨漁の発祥の地なんですね。当時は「くじら」とは呼ばずに「いさな（勇魚）」と呼んでいて、豊臣秀吉の政策によって日本近海での戦争が禁止されてから、海賊や沿岸警備のための武力を持っていた人たちと漁師たちが力を合わせ、強大な力を持つ鯨に対してはじめて対抗し得る力を得たのだと言われています。中沢新一「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062919702?ie=UTF8&tag=from8-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062919702">純粋な自然の贈与 (講談社学術文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=from8-22&l=as2&o=9&a=4062919702" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」で日本の捕鯨についてわかりやすくまとめられている部分がありますので、ご興味のある方はどうぞ。

・・・さて。八戸市の西宮神社に今も祀られている「鯨石」を紐解くと、日本における鯨漁の発祥にまでたどり着きます。日本国内に存在する様々な鯨に対する態度が、海や鯨を媒介にして互いに影響しあっていたからこそ「鯨石」という物語ができたのだと考えると、さらに深くこの物語の面白さを味わえるように思います。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-313.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-313.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 24 Feb 2010 22:55:50 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「ぐずぐずなところあるよね、俺たちって」３題</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="konofuukeiwomiteattakaitoomoukasamuitoomouka104.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/22/konofuukeiwomiteattakaitoomoukasamuitoomouka104.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

僕を含めて、案外ニンゲンってぐずぐずなところもあるよねぇ・・・って気持ちにさせてくれる痛し痒しな話題、３つでございます。なお、本日の３つのテーマのうち、１つ目と２つ目は「<a href="http://www.lovefool.jp/">lovefool</a>」さんがネットから探されたネタです。もう本当、このサイトさんの情報収集能力はバケモノか！　といつも思います。

<h3>
ひとーつ。
</h3>

「<a href="http://2chokaita.blog97.fc2.com/">2ちゃんねるオカルト板まとめ</a>」さんの記事「<a href="http://2chokaita.blog97.fc2.com/blog-entry-1047.html">有名人・芸能人が言い放ったインパクトのある一言</a>」とから（強調は引用者）。

<blockquote>
<p>
深キョンはヤッターマンのインタビューで「こんなこと言うと反感を買うのを承知して言いますが、<strong>自分は年を重ねてからこそにじみ出る'女性の内面の美しさ'なんて全然信用してない。</strong>シワとか自分に絶対に出来てほしくない、年とるのがとてもこわい」と語っていた。
</p>
</blockquote>

あれほどキレイな深田恭子でさえも、今でいっぱいいっぱい。年をとったからといって、ご褒美のように美しさがにじみ出てくるなんて、これっぽっちも信じていないと言う。

僕はというと、お酒を飲んだりクダを巻いたりしながらも「年をとったら俺も大きくなるかもよ？」なんて悠長に構えてる。ぐずぐずなのって、俺だったのだな、と。こういう厳しい事は普段からグチグチと言われると堪えるけれど、深田恭子のような人の口からこれだけピシャリと聞かされたら・・・キキました。

<h3>
ふたーつ。
</h3>

医療の現場から、リアルで深い思索を読ませてくれる有名ブログ「<a href="http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/">レジデント初期研修用資料</a>」さんの<a href="http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/147">こちらの記事</a>から（強調は引用者）。

<blockquote>
<p>
「人を動かす方法」は、アンケートでは調査できない<br>
<br>
同じ品質、同じ量のアイスクリームを、「四角」と「丸」、別の容器に入れて、価格を揃えて販売すると、「丸」い容器のほうが圧倒的に売れる。それがマーガリンなら、白いものよりも、黄色く着色したほうが売れる<br>
<br>
ユーザーに「どんなアイスクリームが食べたいですか ?」なんてアンケートを行ったところで、「丸い容器がいい」なんて回答は得られない。<strong>誰もが自分は「自分は頭がいい」と思っている</strong>から、アンケートには「品質がいいもの」だとか、「環境に優しいもの」だとか、考えているようでいて、<strong>自分の購買を促した何かとは全く異なった答えを返す</strong><br>
<br>
丸いアイスクリームを購入した人に種明かしをして、「どちらも同じだったんですよ」なんて指摘したあとでさえ、たいていの人は気取ろうとする。素直な人なら、「こっちのほうがおいしそうに見えたから」なんて感想を述べるだろうけれど、<strong>「頭がよく見られたい」ほとんどの人</strong>は、「丸い容器のほうが丈夫」だとか、「丸い容器のほうが環境により優しい」だとか、種明かしをされるほんの一瞬前まで、想像もしていなかったような「事実」を、その場で創作してみせる
</p>
</blockquote>

企画屋として、上のような「人は何を理解して行動しているのか」は本質中の本質で、恐ろしい事に僕も同様の認識を持っています。人は、自分の行動原理を言葉にすることが著しく苦手で、適当なロジックで自分の正当性を埋め合わせているという一般消費者モデルを、僕は常に用いています。つまり、アンケートしても本質は聞こえてこないし、もっと言えば「その人と膝を突き合わせて語り合ったところで、ぐずぐずになってしまう事は往々にしてある」と考えています。

だからこそ、自分もそんなぐずぐずなニンゲンだと理解しておかないと、僕みたいな弱いニンゲンはうっかり誰かを「わかってないなぁ」と蔑んで見てしまいかねない訳で、これはなかなかタフな課題だったりします。

<h3>
みーっつ。
</h3>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="nagasakisorenarinosisei.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/23/nagasakisorenarinosisei.jpg" width="424" height="289" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>

民主党・石井一選対委員長の長崎県知事選での発言（強調は引用者）。

<blockquote>
<p>
時代と逆行するような選択をされるのなら、民主党政権は長崎に対して<strong>それなりの姿勢</strong>を示すだろうと私は思います
</p>
</blockquote>

<a href="http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1426442.html">こちらのサイト</a>に動画もあります。こんな発言が一日でシュンと収まってしまうマスコミをおかしいと思わない人は、もう選挙に行かないほうが世のためだと思いますよ。民主党支持だろうが自民党支持だろうが、どの政党を支持している人でも関係ないです。これはおかしい。ぐずぐずにしたまま放っておいちゃイカンと思う。いつ八戸に同じ事が起こるか分からないもの。利益誘導に恐喝紛いの言動ときましたからね、地域主権のカケラもありゃしない。

３つのテーマの中で、これが一番わかりやすい「ぐずぐず」でしたね。いやはや。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-311.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 23 Feb 2010 23:13:35 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>子供が語った人生の理解の仕方</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="furuimonohabokurawosikarazuniitekureru105.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/22/furuimonohabokurawosikarazuniitekureru105.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

世界のニュースを紹介してくれる有名ニュースサイト「<a href="http://labaq.com/">らばQ</a>」さんから、「<a href="http://labaq.com/archives/51387194.html">犬が生きてきた目的...心に響く、ある獣医の手記</a>」という記事をご紹介したいと思います。

<h3>
シェイン君が理解する「生きること、死ぬこと」
</h3>

６歳の男の子・シェイン君とその両親の家で飼われていたベルカー君という犬が、治療不可能のガンにかかり、家族みんなで見守る中で安楽死させることとなりました。シェイン君の目の前で処置は行われ、ベルカー君は静かに息を引き取りました。動かないベルカー君を前にして、処置を行った獣医と家族が語り合う中で、大人たちですら受け入れられ難い「動物の命は、人間よりも短いのだ」というシンプルな事実について、シェイン君が驚くべき発言をするのです。

以下、ベルカー君との別れの場面から抜粋します（強調は引用者）。

<blockquote>
<p>
数分のうちにベルカーは安らかに、眠るように息を引き取った。<br>
シェインはベルカーの変化を特に混乱することもなく、難なく受け入れたようだった。私たちはベルカーの死後、しばらくそこに座り、動物の命が人間のものより短いと言う、悲しい現実について話し合った。静かに会話を聞いていたシェインが突然、<strong>「どういうことか、わかるよ」</strong>と言った。<br>
私たちは驚き、全員が彼の方を向いた。彼がそのときに放った言葉は私を驚かせた。それまで、これほど心地よい説明を聞いたことがなかったからだ。<br>
彼はこう言ったのだ。<br>
「人は、いい人生の過ごし方を学ぶために生まれてくるよね？いつもみんなを愛することとか、人に優しくすることとか。だよね？」<br>
そしてその6歳の少年は続けた。<br>
「ほら、<strong>犬はもうそれをすでに知ってる</strong>んだから、そんなに長いこと、この世にいなくていいんだ」
</p>
</blockquote>

人間と犬という異なる種の間では、生きられる時間も違えばコミュニケーションの手段も違います。しかし、たった６歳のシェイン君は、そんな断絶された２つの生き物を「いい人生を学ぶために生まれてくるもの」と包括した上で、「犬は既にそれを知っている」と言い切りました。最愛のペットを失った悲しみや、目の前で唐突に起こった死という現象の理解し難さといったものを、シェイン君は大人には出きない方法で飛び越えたんだと、僕は思います。

人が大人になるまでの間に失っていく（のかもしれない）非常にプリミティブで純粋な「世界の成り立ちを理解し、受け入れる力」をシェイン君はきっと持っていて、そんなみずみずしい心の有り様が成し遂げた生と死の不条理に対する理解を、大人にでも理解できるシンプルな言葉にしてくれたような気がして、僕はしばらくこの文章の前で立ち尽くしてしまったのでした。

６歳の子が、「人は、いい人生の過ごし方を学ぶために生まれてくるよね？」と、あなたに確認めいた質問をしています。あなたは、どんな風に返事をしますか？　もし僕が応えるなら、精一杯の笑顔で<strong>「そうだね」</strong>と肯定したいと思います。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-312.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-312.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Mon, 22 Feb 2010 22:24:39 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>三陸海岸の「三陸」をすべて答えよ</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="umihemukaumichiwomiageteitanohamukasimoissyodatta103.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/21/umihemukaumichiwomiageteitanohamukasimoissyodatta103.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

問題。三陸海岸の「三陸」をすべて答えなさい。

チッチッチッ・・・

デン！　タイムアップ。答えは<strong>「陸前」「陸中」「陸奥」</strong>の３つです。およそ以下のような区分だと考えてもらえば良いでしょう。

<ul>
	<li>陸前：宮城県（＋岩手県の南側ちょっと）</li>
	<li>陸中：岩手県（＋十和田湖の南側一帯）</li>
	<li>陸奥：青森県（＋岩手県の北側ちょっと）</li>
</ul>

では、さらに問題。陸前・陸中・陸奥という区分はだいたい「青森県＋岩手県＋宮城県」から成り立っていますが、昔はさらに福島県をプラスした大きなひとつの国でした。その国の名前は？

チッチッチッ・・・

デン！　タイムアップです。答えは<strong>「陸奥」</strong>でした。新政府軍と旧幕府軍が戦った戊辰戦争で旧幕府軍側についた陸奥の国は、戦いに負けた後に５つの国に分割統治されることになったんですね。

<ul>
	<li>戊辰戦争前：陸奥（青森県＋岩手県＋宮城県＋福島県）</li>
	<li>戊辰戦争後：磐城（福島県内陸部）＋岩代（福島県沿岸部）＋陸前＋陸中＋陸奥</li>
</ul>

さて、続いて最後の問題。「陸奥国（むつのくに）」は、元々「みちのく」という言葉から転化したと言われています。ここでの「みちのく」とは、上記のように青森県までをカバーした巨大な国ではなく、もっと小さな国でした。それは７世紀当時の日本の最北端であったのですが、その北端は現在どの県に位置しているでしょうか？

チッチッチッ・・・

デデデン！　タイムアップでございます。答えは<strong>「宮城県」</strong>。当時の「みちのく」は、宮城県の南部・山形県の南東部・福島県をひとくくりにした国で、その後鎌倉時代に本州の北端までが日本になった（鎌倉時代までは、青森県は日本ではありませんでした！）際に、上記のような広い範囲が「みちのく」という呼び方を元にした「陸奥国」になったそうです。

そんなこんなで、元々「みちのく」に端を発した陸奥国は、今は青森県と岩手県北部にのみ残っている非常に古い呼び方であることが分かりますね。そんな歴史が今の「三陸」という呼び方に残っているわけですね。

最後に、参考文献として三陸海岸全体をまとめたホームページを１つご紹介。岩手県の方が作られている「<a href="http://www.pref.iwate.jp/~hp060201/">三陸ネット</a>」さんでは、今は３県にまたがる三陸の魅力をギュッと凝縮してご紹介いただいています。八戸市も作れば良いのになぁ。

<h3>
今日の写真
</h3>

今日の写真は、八戸の内陸部から海へ向かう道のひとつです。三陸海岸の北端である八戸市は、リアス式海岸の荒々しさと八戸以北の穏やかな海岸線の優美さを両方楽しめる稀有な土地で、さらに言えば三陸沖の漁場と北海道南岸の漁場の両方に近いから魚もウマい。こんな土地、なかなか無い（というか、本当に日本中八戸以外どこにもない）。

この道の奥に、美しい海と美味い魚があるんです。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-204.html</link>
            <guid>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-204.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">八戸</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 21 Feb 2010 19:08:17 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>陸奥湊の道端の迫力がスゴすぎる</title>
            <description><![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="konnnamitibatadesyoubaiwosurutoiugenfuukei093.jpg" src="http://from8.org/diary/kako/2010/02/07/konnnamitibatadesyoubaiwosurutoiugenfuukei093.jpg" width="900" height="900" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

港町八戸には昔ながらの・・・というか、原始的と言っても良いぐらいの朝市が立つことが文化になっていて、陸奥湊という場所でも「売り物を置いておく、誰かが買う」という感じの素朴で'（良い意味で）粗野な市場の形態が見られるんですが・・・上の写真は、そんな町のヒトコマです。

ただの道端に小さな敷物をしいて、そこに普通のおばあちゃんが座ってモノを売るんですね。現場を見ていただければきっと伝わると思うのですが、スゴイ迫力です。

<ul>
	<li>普通のおばあちゃんが真冬の早朝からしばらくの間「外に座っている」のがスゴイ。</li>
	<li>しかも、座っているすぐ横には雪が積もっている。強烈に寒そうなのに、おばあちゃんは意にも介さない。</li>
	<li>郵便局の入り口に近いところに店を開いているのがスゴイ。郵便局の皆さんが地域の文化を理解されているからできる。全国でユニバーサルなサービスを展開する郵便局が、港町八戸の朝市文化を受け入れているのだから。</li>
	<li>お店のすぐ前を車が走ります。それも、卸の業者のトラックです。ここでは、卸と小売の両方がいっしょくたに混在しています。というか、そもそもそういう区別が無いのです。</li>
	<li>値段だっておばあさんの言い値です。交渉はできますが、価格.comのような「客観的に値段の適正さを判断する手段」が無いので、最後は自分の裁量で値段を評価しなければなりません。</li>
	<li>こんな風なおばあちゃんが、道端に何十人と座っているのです。そして口々に「見でけでー！」「買ってげー！」（見てちょうだい、買ってちょうだい）と叫んでるんです。</li>
</ul>

・・・スゴイです。これだけ差別化されたものがあるんだから、八戸市民の皆さんは誇っても良いと思うし、よその人は見に行っても良いと思うんですよね。そして最後に付け加えるならば、まだまだ僕が気付いていない価値が、きっと陸奥湊の道端で今日も眠っていることでしょうから、それを見つけに行きたいと思っていたりもします。

陸奥湊の道端の迫力がスゴすぎる、というお話でした。
]]></description>
            <link>http://from8.org/diary/kako/2010/02/post-299.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">コラム</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 20 Feb 2010 17:48:03 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
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