八戸三叉路めぐり Archive
'10 05月02日 (日) 00時21分 : 八戸三叉路めぐり:空想の急坂

昔から三叉路が好きでして、ハイ。
というわけで、脈絡も無く突然はじまるシリーズ「八戸三叉路めぐり」、一回目の今回は白銀小学校からマルヨ水産さんへと向かう途中、陸橋から東側を見下ろす三叉路です。右側には線路沿いの道が、左側には陸橋と並走する道が伸び、見事な三叉路を形成しています。
この写真の個人的に好きなところは、目の焦点をズラすような気持ちでボンヤリと眺めていると、「あれ、この写真の場所って、画面の奥から手前のほうに向かって降りていく急な下り坂になってね?」って見えるところです。見えてきませんか? ほーらほーら、急坂には見えなくても、画面手前に向かって道が下っているように錯覚しませんか? この場所は正真正銘、道路は水平であって、坂にはなっていないんです。
格子状に道がめぐらされた街を眺めると、道は視線の奥の奥、水平線の彼方に向かって集中線を引くかのように狭まっていくんですが、三叉路は「目の前で道が別々の方向に分かれる」という特性上、普通は画面奥に向かってすぼまっていくはずの道路が逆に広がっていくんですね。だからこそ、僕らが経験上養っている遠近感や傾きの知覚を惑わせる効果があるらしいんです。そんな三叉路の効果と、広角の画角が「急坂になってる!?」という錯覚を生み出すわけですね。
...八戸って、古い町並みが道路の伸び方に色濃く反映されているのか、近代的な格子状の道路構成に則らない自由な三叉路が実に豊富だと思います。三叉路好きというかなりのマニアの方には垂涎の企画になれるように頑張ります、乞うご期待!
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