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コラム Archive
'09 01月03日 (土) 23時11分 : 外見は中身のいちばん外側

去年、年の瀬も押し迫った時期に知った言葉なんですが、名言だなーって思います、コレ。
外見は中身のいちばん外側。
いつ頃からでしょうか、僕は期せずに「外見と中身は違う」という思い込みを抱えていました。外見は中身と違うからこそ、服装や表情に無頓着だった時期があったりもしました。今思うと、情けないなーって思いますです、ハイ。僕が選んで服を着てるんだし、僕が表情を出しているんだから、当然のように外見は僕の中身ですよね。
本当に、どうして僕は「外見と中身は違うもの」なんて間違った思い込みをしてしまったんだろう? どんなメディアに洗脳されちゃったんだろう?
今日の写真
今日の写真は、小舟渡の漁師小屋です。ちょうど漁師さんが掃除をされていたので、撮影をお願いしたところ快く応じていただきました。漁師道具が乱雑に積み上げられた古い小屋・・・一見そういう風に見えるかもしれませんが、地面に埋められたコンクリートや踏み固められた小道、ペンキが塗られ修繕されたドアに、お正月の飾り。お金をかける事ではなく手元にあるもので生活していくという発想と、時間をかけて独特の美的感覚が醸成された空間。これぞ八戸の原風景ではないかと思います。この漁師小屋の外見は、間違いなく八戸の港文化を表現しているように、僕には思えます。
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'08 12月31日 (水) 02時02分 : ブリーズライトは僕を救う(今年最後の更新)

ご存じですか? ブリーズライト。鼻炎になりやすく、イビキもかきやすい僕は、もう手放せない存在です。とにかく、鼻の穴が広がるんです。はじめて付けた時、おそるおそる鼻に装着した直後、鼻から息を吸おうとしたら・・・あまりに空気が吸いやすく、普段の調子で息を吸ったらお腹がボーンと飛び出してしまうぐらい大量の空気が入ってきてしまったんですよ! 鼻で十分に息ができるから、寝ている間に口が開く→イビキをかきやすくなるのを防いでくれるので、寝る時に便利な訳ですが、一方で起きている時でも使えます。鼻からの呼吸が楽になるせいなのか、集中力が上がる気がします。僕はパソコンで長時間の作業をする時にはたいてい使っています。
テレビショッピングみたいな記事になってしまいましたが、とにもかくにも、ブリーズライトはオススメです。鼻・いびき・呼吸のしやすさなんかをコッソリ気にしているアナタ! 悩む必要はありません、とりあえず買って試してみましょう!!
(というわけで、今年の更新はここまで。本年中は大変お世話になりました、来年も何卒よろしくお願いいたします。本当にありがとうございましたっ!!)
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'08 12月31日 (水) 00時12分 : iPhoneが充電できない! そんな時のカンタンな対処法

八戸を巡る旅も何度目かですが、今回は頼もしい味方がいます。iPhoneです。iPhoneは内蔵されたGPSを使った「歩きながらナビ」ができるので、いつにも増してフラフラ歩いてしまいます。すげー楽しいです。ところが。
まる一日iPhoneを使い込んで、電池が無くなったので充電しようとするも、今までiPodで使っていた充電アダプタをつなげても、なんか電池のメモリが増えていかない。おかしい・・・と思い調べてみると、iPhoneはこれまでのiPod対応充電アダプタでは充電できない場合が多分にあることが分かりました。対処法は、iPhone購入時についてきた純正の充電アダプタで充電するか、iPhone対応(1000mAが定格になっているもの)充電アダプタを使うか、PCで充電すれば良いようです。自分は旅先だったので、充電できずに詰んでしまいました。
焦りましたー、きっと同じ問題に直面する人が多いと思うので、そんな人には「おつかれ! もう心配ないッスよ!」と声をかけてあげたい。もしあなたは同じ症状に出くわして、ネットで検索してこのサイトにいらしたのであれば・・・おつかれ! もう心配いらないッスよ! 純正の充電アダプタを持ち歩きましょうねー。
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'08 12月28日 (日) 10時10分 : 子育て・ちょっと良い話in八戸
八戸に帰ってきました!
早速イトコと飲んだんですが、そこの子供の話がめんこくて(かわいくて)良かったので、とりいそぎ書いておきますね。
小学校5年男子がオトナになった瞬間
ある日学校で風邪をもらってきた小5の少年、普段とはちょっと違う「おなかに来る風邪」。腹を下してトイレとお友達になってしまってしばらく後、お母さんにポツリとつぶやきました。
「お母さん、おしりが切れて血が出たー」
答えてお母さん、冗談めかして「オトナになったな」
すると少年、目を伏せて憂鬱そうに「そっかー、オトナになったな、俺」と、おしりをさすりながらつぶやきました。
素直にお母さんの言うことを聞く少年は、未だにサンタさんの存在を信じている純粋な子。ただし、「サンタさんは10歳を超えると来ないよ」という親のウソについては、後日「6年生の○○くんのところにサンタさん来たって言ってたよ・・・」と疑念を表明してたりもします。そのまま素直に育ってくれよ、少年!
幼稚園の女の子のウソ
仲の良い両親に愛されて育った女の子、今でお父さんとお母さんが横並びで座っていると、「もうそろそろ結婚してもいいんじゃな〜い〜?」なんて言うほどに少しずつマセた部分が出てきたりして、かわいい盛り。
一方、その子の前で両親がケンカをしていると、お母さんの携帯電話を開いて耳に当て、おもむろに話し始めます。
「もちもち(もしもし)、警察しゃんでしゅか? お母さんを警察に連れて行ってくだしゃい。お母さんをお寺さんに連れて行ってください。お化けが出るところにしてくだしゃい。・・・はい、ありがとうございました。さようなら」
最後に女の子は口で「ピッ」と言って電話を切ったふりをしたあと、満面の笑みでお母さんに携帯電話を返します。その頃には、両親のケンカはすっかり止まっていることは、言うまでもありません。
(良い写真が無いので、本日は写真無しの記事です)
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'08 12月27日 (土) 09時09分 : 八戸に向かいます

八戸に向かいます。ネット接続や写真編集のタイミングが限られるので、更新がまばらになるかもしれませんが、何卒ご了承いただければと思います。実家住まいで夜も早いですから、コメントのお返事も遅れると思います。ごめんなさい!
いやはや、ワクワクします。楽しみですー(デレデレした顔で)。
でも一方、良い写真が撮れるかどうかを思うとハラハラします。でもそんな僕にはこんな言葉を贈りたい。先日知った言葉です。
ハードルは高ければ高いほど、くぐりやすい。
けだし名言、力の抜け具合が突き抜けてて、絶対他力のような親鸞の思想にまで行き着く予感を秘めつつも、バカっぽい。八戸の本質や美しさを写真に写し取って誰かに伝えるなんて高いハードル、思い詰めずに楽しんで歩き回りたいなって思います。今日の写真はうみねこの子供、僕が遊覧船を待っている時に、足下で物欲しげにソワソワと歩き回っていました・・・このうみねこの子供と同じようにウロウロしているヤツがいたら、僕かもしれません。
それでは、もしかしたら八戸で、また!
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'08 12月24日 (水) 21時09分 : クリスマスだから、くだらない話を3つ

クリスマスですし、くだらない話でもどうぞ。写真はロケット花火を撮ったもので、特に意味は無いです・・・(せめて華やかな写真を選ぼうと思いまして、ハイ)
ひとつ
- 声を上げて泣く様を「おいおい泣く」と言いますが、これを「Wow wow 泣く」と言い換えると面白い。浜田省吾かと。
- のんびりと心配していない様子を「のうのうと生き延びる」なんて言いますが、「No no と生き延びる」と言い換えると面白い。本当に生き延びたいのかと。
- 気が向かないけど・・・という様子を表す言葉で「いやいやする」というのがありますが、これも「Year year する」と言い換えると面白い。イヤなのか、やりたいのか、どっちかと。
どちらもアメリカ的なハイテンションさが出てきて、湿気た雰囲気が少しだけカラッとして、良い。
ふたつ
僕「ご飯できたよー」
彼女「わー、パスタだね!」
僕「パスタ・マンジャーレ!」
彼女「それ、八戸弁?」
僕「イタリア語。『召し上がれ』って意味」
彼女・僕「・・・」
みっつ
今日、回転寿司屋に入って席に座ったら、目の前をイカのゲソの握りが流れてたんです。
ご飯の上に足を乗せるなんて、行儀が悪いなあ。
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'08 12月24日 (水) 01時01分 : iPhone買ったぞ八戸帰るぞ

iPhone買いましたーっ! 延々と悩んでたんですけど、今回の帰省に合わせて決意しましたっ! キャンペーンをやっている事も知らずにイキオイ店頭に行って買ったので、ソフトバンクのCMのお父さん(犬)のストラップをもらえてうれしかったです。
で、そんな僕が言うのもアレですが、iPhoneって1人で使うには中途半端な機械です。既存のiPodを置き換えるには容量が足りないし、携帯電話よりも大きくてかさばるし、メール機能はイマイチだし、インターネットするためのブラウザもFlash非対応だし。
でも、そんな欠点にまみれた機械だと認識していたにも関わらず、僕はものすごく欲しかったんです。iPhone3Gが日本で発売されたのは今年の7月11日、従兄弟連中が集まる正月を今回初めて迎えます。iPhoneって、自分で使いこなすのは面倒な機械ですが、人に見せるには最高の機械です。インターネット環境がなくても、パソコンの知識がなくても、ネットや写真や動画をカンタンに人に見せられる。いつでも、どこでも。例えばネットが無い祖母の家でこたつにあたりながらでも、「ほら、これ見てごらんよ」という具合に手軽に見せることができるんですね。
つまり、iPhoneは「人に見せると楽しい」デバイスであるからこそ、帰省シーズンの今というタイミングはiPhone需要を喚起できる絶好の機会なんじゃなかろうかと思うんです。ちょうど僕が欲しいと思ったように、田舎に帰ったときに人に見せるディスプレイ+ネットデバイスとしてiPhoneは最高です。
ソフトバンクさんのCMにはそういう話は一切出てきてないですけど、その辺り、考えてみてはどうかなー? なんて思います。 それから帰省される皆さん、もしあなたが田舎で待つご家族にネットや写真や動画を見せたいと思うなら、iPhoneをご検討されてみてはいかがでしょう? 今日一日iPhoneをいじり倒してましたけど、手がかかる程にカワイイ機械になってると思いますよーっ!
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'08 12月22日 (月) 01時01分 : M-1を見て老いを自覚

M-1グランプリを友人宅で見てました。正直なところ、NON STYLEはちっとも面白くなかったんだけど(2回目は1回目よりも良かったですけども)、優勝しちゃいましたね。モンスターエンジンは面白かったけど点数は低かったし。個人的には優勝はダントツでオードリーだったんですけどなぁ・・・
というわけで、僕はそろそろお笑いのメインストリームのセンスから外れてきているのかもしれません。僕が老いたんでしょうか、ここまで予想と結果が外れたM-1は初めてです。皆さんはどうでしたか?
今日の写真は、昨日に引き続き寺下観音から。小川に沿って桜が咲き乱れ、散った花びらが川面を覆い尽くす様子は、厳かな境内に似合って「あはれ」です。お笑いのセンスがズレてきた僕は、そろそろ満開の桜の木よりも散った花びらに感情移入できるようになりました。
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'08 12月19日 (金) 07時07分 : かしこく前向きな立川談志2

先日の記事に続き、立川談志の前向きな世界の見方です。
1980年、国会議員がラスベガスで賭博したという騒動について語る談志のまくら
国会議員が博打したとかって騒いでるけど・・・普段国会議員の事悪く言うだろ? やれ親の七光りだとか金の力だとか談志でもなれるとかロクなこと言わないくせにさ、大騒ぎになっちゃってね。
いいじゃん別に博打やったって別に、ラスベガスってのは博打やって良いってことになってんでしょ? そしたらまた「金額が多すぎる」なんて。言っとっけど、博打なんてチンタラチンタラやるのは所帯博打っつって一番バカにされるの。
博打はドカーンと張らなきゃいけないの!
それ、だからあのー、国の予算話しあえば良かったんだよ、42兆いっぺんにドーンとさ。丁と出りゃこっちのもん、所得倍増で遊んでりゃいいじゃねーか。半と出たら諦めて古米食ってりゃいいんだよ、どーせ米余ってんだからさ。
それもね、博打やったのが真面目なヤツならまだしも、やったのはハマコーじゃねーか、驚くに値しねーよ! 千葉のコレ(頬に指で一筋)がやらねー訳ねーじゃねーか。やらなかったら騒ぎゃいいんですよ、「ハマコーがラスベガスで何もやらなかったと、おかしいコレは裏に何かある」とこういう事です。
で結局ハマコー辞めちゃったじゃんよ。ハマコーさん辞めること無かったよ、「国会議員の品位を汚した」なんて言っちゃってさ。自分で品位があると思ってたんかね? 俺は品位が無ぇからあの人が好きだったんだ、大好きなんだ。
善悪を超えていく
こんな風に世相を叩き切る「談志のまくら」が平然と生放送で流されていた1980年という時代を、うらやましく思います。最近のマスコミは偏向に偏向を重ねた上に、「悪いから、よくない」という何の救いも無いドン詰まりのロジックで国民を扇動し続けているように思うんです。
たまには談志みたいに物事の善悪をひっくり返して笑いを誘うような反体制的な人がいないと、バランスが崩れちゃいますよね。そして何より、「悪いから、よくない」ばかりだと世の中がつまんないですよ。
○と×、世の中がどちらに傾きすぎても結果は悪くなりそうです。一方、傾いていった先の○と×の上に視点を移して、それらの矛盾を突いて笑いにまで持っていく立川談志が作り出しているのは、前向きに世界を捉え直すための知恵ではなかろうかと思うんです。やもすれば「悪いから、よくない」というマスコミが敷いた善悪のレールに乗せられたまま感情に流されてしまいそうになる時に、そんなレールを笑い飛ばせる懐の深さがあるかどうかが大事なんだろうな、って思います。
八戸の人なら分かると思うんですけども、アイスバーンを走る時は「スピードを出さず、ブレーキは早いタイミングで、かつゆっくりと効かせる」ことが大事です。ニュースを通じて世界を見る時にも同じような態度が必要じゃないかと思ったので、今日の写真は八食センターに行く途中のアイスバーンの道路を選んでみました。ダイヤモンドダストみたいな氷の塵がキレイな、厳しくも凛々しい八戸の冬です。
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'08 12月17日 (水) 07時07分 : 直感が外れる瞬間

ちょっとクイズです。直感をハズそうという意図があるクイズなので、素直に考えてから「うわー直感って外れるもんだな!」って楽しんでもらえるとうれしです。
地球にリボンを巻く話
地球の赤道に沿って、リボンを巻くことをイメージしてみてください。アフリカから海を渡って南米、太平洋からアジアへ。リボンは水に濡れることは無く、かつ水に浮く素材でできているので、丸い地球にピッタリと沿う形になります。そしてリボンが一周した時、両端を引っ張ってピッタリ赤道を丸く取り囲むようにします。
これで地球がリボンで包めました。これが第一段階。今のリボンは、地球の円周の長さになっているはずですね。ちょうど地球一周分の長さ、途方もない距離、およそ40000キロメートルです。
次に、リボンの片方に、リボンを1メートルだけ足して、リボンの両端をアロンアルファで繋ぎます。この時のリボンの長さは、元々の地球の円周40000キロ+1メートル、となります。ほんの少しだけリボンは地球の円周より長くなったわけです。
これでクイズの準備は整いました。
リボンを持ち上げよう
さてクイズです。先ほど地球にグルリと巻いて1メートルだけ付け足したリボンに沿って、たくさんの人を配置します。陸の上ならリボンのそばに立ち、海の上から船を並べてリボンに手をかけます。スキマなくビッシリと人が赤道とリボンに並んでいると想像してくださいね。
そこで、一斉にみんなでリボンを持ち上げます。そこで問題。リボンはどれぐらい持ち上がるでしょう? 長さの数字を考えてみてください。
答え
答えは・・・約16センチメートル(正確には、「2π分の1」メートル)です。この問題、大抵の人は「たった1メートルのリボンを足したところで、1ミリも持ち上がらないんじゃないか?」と考えます。直感が外れるわけです。でも、もっと面白い話があるんです。
さらに直感が外れる瞬間
似たようなクイズですが・・・目の前にピンポン玉があるとして、先ほどと同じリボンをピンポン玉の直径の部分で巻きます。ピッタリ一周する長さのリボンで巻いたら、そのリボンにさっき地球でやったみたいに「リボンを1メートル足して」みてください。そしてこれも同様に、リボンをピンポン玉から離すようにみんなで引っ張ってみると、リボンはピンポン玉からどれぐらい離れるでしょうか?
答えは・・・「リボンは約16センチメートル持ち上がる」。さっき地球でやった実験とまったく同じです。小さな球であるピンポン玉でやっても、地球でやっても、持ち上がる距離は変わらないんですね。もっと小さなパチンコ玉でやっても、もっと大きな太陽でやっても、結果は同じ「約16センチメートル」になります。
ちなみに方程式を立てると、こうなります。(訳が分からない人は読み飛ばしてOKです)
- 地球やピンポン玉の直径をR、持ち上がる距離をx、円周率をπとします。
- 球の周の長さは、直径×円周率=πRとなります。もともと地球に巻いたリボンの長さですね。
- それに1メートル足したんだから、足したリボンの長さはπR+1メートルですね。
- 次に、持ち上げた時。直径はR+2xになります。円の両端にxが加わっているので、2xです。
- この時の球の周の長さは、円周率を掛けてπ(R+2x)となります。
- これらが等しいのですから、方程式は・・・πR+1=π(R+2x)となりますね。
- これをxについて解くと、x=1/2πとなります。
- 答えからRが消えて、どんな直径の球でも等しく約16センチメートル持ち上がることが分かりますね。
というわけで、直感がズレた方(僕もズレました)、そのズレを楽しんでいただけましたでしょうか?
今日の写真
今日の写真は、東北本線からの車窓と、うっかり落としてしまった生卵。全然違うものが写っている2枚に見えますが、両方とも「地球」と「卵」という「球」が写っているという点では共通なんですね。この辺も、直感がうまく働かない面白さがありますよね。
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'08 12月15日 (月) 21時09分 : 煙草三題

煙草について、3つ。
スナフキンの由来
ムーミンに出てくる物静かでオシャレな感じがするキャラクター「スナフキン」は英語名で、Snufkinと綴る。原作のスウェーデン語ではスヌスムムリク(嗅ぎタバコを吸う男の意味)であり、英語名の冒頭に用いられている英単語snuffは「嗅ぎ煙草」の意味。
嗅ぎ煙草とは、煙草の粉末を鼻の内側に付けたり吸引したりして楽しむ煙草のこと。ずいぶん原始的で豪快な作法。理知的な雰囲気漂うスナフキンも、けっこうワイルドなヤツなのかも?
毎月の煙草の支出について
1日1箱300円の煙草を吸うと、月に9000円。ところで、聞いた話なんだけれど、こんな事を話している若い3人がいたそうだ。
男1「お前ってどれぐらい煙草吸ってんの?」
女1「1日1箱ちょっと」
男1「お前の煙草って300円だろ? だったら、毎月の煙草代は1万円ぐらいか?」
女1「何言ってんの? 煙草代に1万円も使ってる訳ないじゃん」
男1「でも300円を30日だろ? 計算したら最低9000円は行くじゃん」
女1「は? 訳分かんないんだけど。頭おかしいんじゃね?」
女2「ったく、月に1万円も使ってる訳ないじゃん、ぎゃはははは」
何というか、笑い話であって欲しいことを切に願う。煙草を吸っている人間がこの程度の計算も出来ないと思われるのは、さすがに癪というものだ。
煙草の代用品について
禁煙しろ! とは何度も言われたことはあるけれど、「煙草を辞める代わりに、これを使えばいいと思うよ」と言われた事はない。もっと言えば、煙草の代用品なんて「禁煙パイポ」ぐらいしか聞いたことがない。
煙草を吸うとニコチンやら何やらといった化学物質が体内に吸収されて、神経に刺激を与えて快感をもたらすらしいけど、「煙草に含まれる化学物質を摂取するための器具」なんて、カンタンに作れそうなものだと適当ながら思う。禁煙パイポの中に少しニコチンやら何やらを入れておいてもらえば、煙もニオイも出さずに煙草と同じ感覚が味わえるはず。これなら周囲に迷惑もかけないし、吸った感覚は煙草と同じなのだから一石二鳥だと思う。何せ煙もニオイも出ないから、会社の喫煙室も駅の灰皿も必要無くなって経済的だ。
似た商品に「ニコレット」があるけれど、あのガムの中にはニコチンが含まれている。ニコチン入りのガムを噛むことでニコチンを摂取しつつ煙草を吸う行為への依存を徐々に軽減し、最後には禁煙するのが目的になっている。
でもよくよく考えれば、「煙草を止めることを目的とするのではなく、単純にニコチンを楽しむためのニコレット的なガム」があっても良いはずではないか。薬事法的に問題があったりするのかもしれないけれど、既にニコレットという製品が存在している以上、技術面はクリアできているはずだ。
そのうち「マルボロ・ガム」とか「マイルドセブン・ガム」といった具合に煙草の銘柄を冠したガムなんかが出てきて、煙草を吸う代わりにガムを噛んでいるヒーローが映画やアニメに出てきて、火を付けて煙とニオイをまき散らす煙草がクリーンな煙草ガムに駆逐されていって、副流煙に悩む煙草を吸わない人も部屋のニオイに悩む煙草を吸う人もみんなハッピーになるのではないか?
煙草を止められない人は、(僕も含め)「止めろと言われても、止められないものは止められない」心理状態になっている。そんな人に「ニコレットなら止められるよ」なんて言っても話が通じる訳が無いし、そんな話をしてる最中にも煙草を吸われて煙たい思いをしなくちゃならない。そんな悲劇を無くすためにも、「止めさせるのではなく、煙草の代用品になるものを勧める」という方法論に立脚した製品の登場を望みたい。
旦那が毎晩ビールを飲んで困る! という奥様は、ビールの代わりにウィスキーを勧めれば良いというものである。
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'08 12月14日 (日) 11時11分 : 寿命の長さをいじくる方法あれこれ

寿命をいじる方法について。
方法その1:動き回る
相対性理論によれば、物体は「動けば動くほど時間の進み方が遅くなる」。つまり、家でじっとしているよりも、外に出てウロウロしている方が時間の進み方が遅くなる。つまり、「動き回る人は、じっとしている人よりも年の取り方が遅くなる」。
方法その2:息を止める
息をして体内に取り込んだ酸素は、一定の確率でフリーラジカルになって遺伝子に傷を付け、細胞を死に追いやる。もしくは、遺伝子のコード自体にバグが起きつつも生き残ってしまえば、ガンになる。あなたが一回呼吸をして酸素を取り込む事は、是すなわち死のサイコロを振っているのと同じこと。なら、息を出来る限り止め、体内に取り込む酸素を最小限にすれば、死を遠ざけることができるはず。
方法その3:性転換する
女性の寿命が男性よりも長いのは周知の事実である。生物学的な性や社会的な性(ジェンダー)として男性を保有している人間は、女性に性転換することで寿命を延ばすことが出来そうだ。
方法その4:キスやセックスといった他人との接触を避ける
キスは口内細菌の交換行為だし、セックスはそれに含まれる行為の中で相手の唾液・生殖器に住まう細菌や相手の血液・分泌液と接触し、摂取することになる。まさに死のサイコロを振る行為である。したがって、これら他人との接触行為を避けることで、寿命は間違いなく延びる。
方法1〜4を試す
女性に性転換した上で、あちこち動き回る生活を送る。ただし、動き回る間も息を潜め、笑う時も声を出してはならないし、相手に触れたり交際したりすることもない。
この方法で例えば寿命が5年延びるとしたら・・・どうします? やります? 僕はやりませんよ、当然ながら。
長生きすることはとても良いことだと思うんだけど、まあ普通の人間は長生きを目的に生きてないですよねー。「長生きすることが目的じゃないのに、長生きしなきゃって思いこんでストレス溜めてる」のが僕らの本性じゃないかと思うんですよね。世の中を時々席巻する長寿の秘訣や健康食品を見ていて、どこか滑稽に感じるところがある理由は、こんなところにあるんじゃないかしら?
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'08 12月12日 (金) 19時07分 : 不器用3連発

不器用だった僕のお話、3連発。
- 小さい頃、肌と肌着の間でダニが動き回っている! 僕はダニに犯されている! と思ってたら、ただ産毛が方向転換しているだけでした。
- 小さい頃、風呂の後の水を洗濯に流用しているのは、ウチが貧乏だからだ! 恥ずべき行為だ! と思ってたら、案外どこでもやっていることが判明。
- 中学生の頃、乳首が痛くて家庭の医学を探したら「乳ガン」を見つけてしまい、ああ僕は死ぬのだ! と悲しみに暮れていたら、友人が「最近チクツーでさー(乳首が・痛い→チク・ツー)」なんて気軽に言っていたおかげで救われました。
最近何故かこういう話ばかり思い出しちゃうんだよなあ。なんでだろう、もうすぐ帰省できるからだろうか?
今日の写真は、市内にある建物です。小さい頃、薄暗い通学路をとぼとぼと歩きながら見上げた家々の色合いって、だいたいこんな感じです。この色合いの中で育った僕にとっては、ソウルフードならぬ「ソウルカラー」のように感じられる思い入れのある色なんですが・・・この感じ、八戸の人なら分かってもらえるかなぁ? シックで渋くて抑えが効いてて、すげーカッコイイ! と感じるのは僕だけでしょうか?
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'08 12月10日 (水) 06時06分 : 石鹸で歯を磨いていた頃の話

僕が通っていた小学校は歴史が古かったらしく、給食の後の歯磨きをする流し場はタイル張りの古風なデザイン。廊下に並んでいる流し場の間には歯ブラシ入れが並んでいるんですが、その日の僕はランドセルから新品の歯ブラシを取り出しました。その歯ブラシを確認してから、僕はおもむろに流し場へ向かい、石鹸を付けて泡立てました。
その様子を見た女の子が一言。
「○○くん、石鹸で歯を磨くの?」
その一言で同級生達は騒然、「石鹸は歯を磨くものじゃないよ」という優しい言葉から、「馬鹿じゃねーの?」という冷たい言葉まで。あまりの騒動に何も言えなくなってしまった僕は、騒ぎを聞いて駆けつけた先生が「石鹸はみんなが触っているもので、口に入れられるほどキレイなものではないから、それで歯を磨くのはやめよう」と諭すのにも何も言えずに下を向いていました。そのうちに自然と涙が溢れていて、石鹸が付いた歯ブラシを持ったまま僕は泣き出してしまったんです。
僕はただ、歯ブラシについたインクを洗い落とそうとしてただけなんですけどね。ランドセルの中の歯ブラシが布の袋から飛び出して、一緒に入れていたボールペンのインクがついちゃったんです。
昔から不器用な私でございました。
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'08 12月09日 (火) 00時12分 : 内弁慶してパーカー買ってもらった話

小さい頃の僕・・・例えば小学校6年生頃の僕は相当に内弁慶で、思い出すと頭を抱えて布団を抱えてジタバタしたくなるような事がたくさんあります。
「目玉焼きじゃなくって炒り卵にしてっていったでしょ!!」
なんて朝ご飯を作ってくれている祖母に当たり散らしたりは日常茶飯事という状況でして・・・いやはや。あんな僕に愛想を尽かさず育ててくれた祖母には、足を向けて寝られません。
で、その祖母のことで思い出したことなんですが。
ある秋の日、小学校のクラスで何やらおかしな服を着ている奴がいました。おかしな事に、首の後ろに小さな帽子のような頭にかぶる袋がついているではありませんか。耳をそばだてて伺っていると、どうやらその服は「ぱあかあ」というご様子。ほほーう、これが「ぱあかあ」というモノですか。
ウチに帰った僕は早速内弁慶って「ぱあかあ欲しい! みんな着てる! 着てるから! 買って!」とわめき散らします(書いてて頭痛がします)。祖母は「ぱあかあ」というものが何だか分からない様子ながらも、普段は服装はどうでもいい孫が珍しく服を欲しがっているのを見てアワレに思ったのか、「はいはい」と首を縦に振ってくれました。
しばらく経って。
晩ご飯を食べた後一家全員でテレビを見てた時、祖母がガサゴソと何か青いものを取り出しました。それは、青一色のシンプルなデザインで胸に小さく白いプリントが入った正真正銘のパーカー。生地がしっかりしてて、布の服なのにちょっと重たくて、首から出ている紐まで青くて、先っぽが結んであって、これ紛う事無き「ぱあかあ」なのでした。
「うわ、やった!」と僕はそれを早速着て祖父などに見せて回ったような気がします。その後、一冬ほとんどずっとそのパーカーはヘビーローテーションで僕の小学校生活を彩ることになりました。満面の笑みの、何も知らない僕。
さらに、しばらく経って。何の気無しに祖母に「あのパーカーっていくらしたの?」って聞いたところ、祖母はこう応えました。
「そうねえ、3万5千円だったかね」
ばあちゃん、八戸でも最高級に高いんじゃなかろうかというパーカーを掴まされてました。多分あのデパートで(名前は出しませんが、ばあちゃんが商品券を買っていたのでほぼ確定)。ばあちゃん、何も分からずデパートに言って「孫が『ぱあかあ』というものを欲しがってるんですけどねえ」なんて店員さんに言ったんだろうなあ。あれよあれよと、買わされちゃったんだろうなあ。
それはもう、あれよあれよと。
ああ、ばあちゃんゴメンよ、これからも親孝行するかんね、許してつかあさい。あんな内弁慶の僕を毎日世話してくれてありがとうね。
なーんて話を
・・・そんな話を会社で昼ご飯を食べている時に思い出して笑い話風に話したら、僕と同じくおばあちゃんっ子の同期O君が「もうやめてよ、もう」と言ったっきり、ご飯が喉を通らなくなってしまいました。田舎の祖父母の話ってのは、破壊力ありますね。この話を読んだ貴方がもし食欲を無くされていたら・・・ごめんなさい!
今日の写真は、八戸ではよく見る開いたサンマです。僕は八戸から遠く離れて暮らしていますが、こちらでは開いたサンマよりも丸のまま焼いたサンマのほうが出てくる確率が高いです。僕は「サンマと言えば開いたもの」っていうイメージがあったんですけどね。
あと、こちらではホッケはご飯のオカズになりません。ホッケはあくまで「飲み屋さんで肴で出てくるもの」なのです。
「え!? 晩ご飯は一人一匹ホッケが出てきたもんだよ、八戸では!」
と尋ねると、
「渋いなー、だからお前酒好きになったんじゃないの?」
なんて言われます。物心ついた時からの、晩ご飯のフェイバリットメニューだったんだけどなー、「ごはんとホッケ、大根菜っ葉のみそ汁」。年末に帰ったら、食べたいな。もうパーカーも自分で買えるようになったし、ばあちゃんと一緒に食べたいな。
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'08 12月01日 (月) 20時08分 : 知れば知るほど楽しい日本(と、ダメなTV局)

ここのところじっくりと読み進めているサイトが「日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ」さん。便所の壁紙と揶揄される2ちゃんねるの片隅に、とびっきりの和みをくれる場所があるんです。日本を訪れた外国人さんが、日本の文化・社会・日本人を受け入れ、喜んでくれている様子がまとめられているサイトで、このサイトを読むと「いかに日本人は日本を理解していないのか」が分かると同時に、「ああ、僕らのことを好きになってくれて、うれしいな」とシンプルな喜びが胸を突きます。
同様に「海外から見た日本」を掘り下げてくれているサイトに「誤訳御免!」さんがあります。こちらは特に日本の漫画・アニメ・ゲームといったサブカルチャーをメインに扱っていて、それらに描かれた様々な日本の有り様を見た外国人たちのリアクションが楽しくまとめられています。例えば、日本の「お弁当」という文化に対する記事なんかがオススメで、YouTubeにアップされた日本の学校における昼食風景を見た外国人の方のリアクションは、おそらく皆さんの想像を越えていると思います。
元サイトさんがあまりに面白いので、引用はしません。是非! 皆さんの目でお確かめください。
価値に気付くということ
何気なく暮らしている日本だけど、外国人の方々から見ればこんなに楽しいこと・素晴らしいことが眠っているんですね。僕らはそれを知らないから価値と認めていないだけで、それが価値だと分かれば大事にしようと思う気持ちも芽生えるんじゃないだろうか? とすら思えます。
例えば先述したお弁当の件。日本の学生が持たされているお弁当は世界でも珍しいぐらいに豪華で、ヘルシーで、親から子への愛情に満ちているということを知らずに作っているお母さんに「ほら、お弁当ってこんなにスゴイんだよ、いつも作ってくれてありがとう」と言ってあげられたら、どんなに良い事でしょう。さらには、日本が世界に誇れる文化のひとつとしての「お弁当」という習慣を日本人が意識して、その習慣を伝統として守っていくことが出来たなら。
今日上げた2つのサイトは、読んで楽しいのに加えて、気付きを与えてくれます。楽しさ・気付きという好奇心を満たす要素が、2チャンネルやYouTubeのコメント欄という「手短にまとめられているテキスト」にギュッと詰まっている。しかも、一般人が書いているリアルさがある。こんな面白いものがタダでいつでも読めるんだから、ありがたいことです。
これまで価値と認めて来なかった事に価値があると気付くと、体感的には「価値が増える」ことになります。何もないところから価値を生み出し、生活を楽しく豊かなものにしていくことが出来ます。そんな「気付き」を生み出そうと、今もインターネット上で誰かが面白い記事を書いているのだろうな・・・と思うと、ワクワクします。
打って変わって、ダメなTV局の報道・ドキュメンタリー路線
ポンと話は変わりますが、視聴率低迷に喘ぐ民放TV局。当初は「TVはつまんないし」なんていうネットの声をシカトしていましたが、ゴールデンタイム視聴率の1位がNHKになったことがきっかけになり一斉に報道・ドキュメンタリー路線にシフト。先の改変期には下記に示すような番組群が立ち上がりました。
しかしながら、楽しくて気付きがあるインターネット上のコンテンツに比べて、これらのTV局が作ったコンテンツには楽しさや気付きが無いように思います。ただでさえ短い文章にギュッと面白さを凝縮したネット上のリアルな書き込みをさらに選別し、面白さのエッセンスだけになっているものと見比べると、情報の密度がスカスカだし、臨場感が無いように感じます。
そして何よりも、気が滅入る内容ばかり。
以前の記事にも書きましたが、極めて左に寄った論調を広げることで年配の世代の視聴率をつなぎ止めてギリギリ食いつないでいるテレビ局がドキュメンタリー路線を作ると、やっぱりこうなってしまうんですね。日々の生活に希望が持てるような番組になんて、なりっこないです。視聴率のみならず、この不景気に大金を出してくれるスポンサーもサラ金・パチンコ・・・ハッキリは書きませんが、日本嫌いな論調にマスコミはどうやっても流れてしまいます。
そんな訳で、今はきっと
- 日本大好き・公平で前向きな考え方・右翼的:インターネット+若い世代
- 日本大嫌い・差別的で後ろ向きな考え方・左翼的:マスコミ+年配の世代
という対立軸が暗に構成されていて、若い世代に大量のマスコミ嫌いを生み出しています。先日報道された朝日新聞が赤字転落というニュースが示しているのも、左翼的な既存マスコミへの不信感が若い世代に根付いていることを如実に示しているように思われます。マスコミは左翼的な論調を繰り返すことによって、自らの首を締めているように僕には見えます。
あと10年・20年後、今の若い世代が社会を作る頃に、既存マスコミがどうなっているか。とりあえず僕はそんなマスコミを横目で見ながら、今日もネット上で読んだり書いたり、新しい価値を探しながら楽しみたいなと思います。
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'08 11月29日 (土) 19時07分 : ランチパック!!!!!!

僕は山崎製パンさんのランチパックが大好きで、コンビニで手軽にご飯を食べなきゃ! ってタイミングにはついつい手を出してしまいます。で、調べてみたんですが、なんと全部で49種類もあるんですね。
- 総菜シリーズ13品
- スイーツシリーズ36品
この商品、「ケータイするランチ」というコンセプトで売ってます。そのために、エアを封入して鞄の中で潰れないようにしたりしてますし、3度のご飯として成り立ち得るサンドイッチを連想させる総菜シリーズを充実させたりもしています。四角い形も省スペースですし。
・・・ただ、企画屋の僕は大好きなランチパックを持ちながら、「うーん、なんか『ケータイするランチ』っていうコンセプトはズレてる気がするんだよなぁ・・・」とカネガネ思ってたんです。何かひっかかるんですよね、自分がランチパックに感じている魅力って、そこじゃないような。
ランチパックがヒットする本当の理由1
で、実はすでに今年の始め頃に自分の中で答えが出ていました。やっぱり、「ケータイするランチ」が魅力じゃないように思います、この商品。このパンは、日本人が小さい頃から抱いていた夢を実現しているからこそ、ロングランで売れてるんですよ、きっと。その「夢」とは・・・
食パンの白いところだけ食べられる!
この一点に尽きるでしょう。子供なら誰でも一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。「食パンの白いところだけ食べたい!」と。家でパン食をしている家庭の子供なら、小さい頃からの刷り込みとして「耳の無い食パンがあれば・・・」と無意識に感じているはず。
あくまで「耳が無い食パン」である必要があるんですよね、コレ。どれだけおいしい菓子パンを作ったところで、ダメです。長い間食パンの耳を食べさせられてきた経験があるからこそ、食パンの白いところだけを食べる経験そのものでないと、この夢は実現できません。
というわけで、ランチパックのヒットは「ケータイするランチ」というコンセプトではなく「食パンの白いところだけ食べられるぜー!!」という無意識に共有された日本人の夢を原動力にしているように思います。今後、日本人が家庭でのパン食で食パンを継続的に食べている限り、ランチパックはヒットし続けるんじゃないかな? って思います。
「ケータイするランチ」を実現できるか?
一方、「ケータイするランチ」というコンセプトを否定するわけではありません。元々「食パンの白いところだけで出来ているパン」というブレない価値がある上に、さらにコンセプトで新しい価値を付けようとしているんだと思います、山崎製パンさんは。でも、たまには「ふわっとして、もっちりとして、ちょっと贅沢な「パンの白いところだけ」を連想させるCMを打つようにすれば、もっと売れるような気がするんだけどなあ。
日本人のほんの少しの贅沢ゴコロを刺激する「食パンの白いところだけ!」を実現したランチパックについて、「ケータイするランチ」という新しいコンセプトを広げられるかどうか? 今年の始め頃からずっと動向をウォッチしていたんです(物好きと言われれば、もう致し方ないですけど)。で、結果なんですが、個人的には「ケータイするランチ」というコンセプトは弱いような気がしてます。
だって、これ1個・・・一種類の味だけでランチなんて、ちょっとさみしいもんなー。
僕がランチパックの企画担当になったら、「たまごサラダ+ツナマヨ」を出しますね。同じ味2つが入ったランチパック1個では、OLさんに「これ1つで昼ご飯にして下さいね」とお願いしにくいです、正直。おそらく賞味期限や生産ラインなんかの問題で開発が難しいんだろうけど、「ケータイするランチ」という新しいコンセプトを実現するためにも、是非とも実現してほしいなあって思います。
応援してますよー! 山崎製パンさん!!
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'08 11月28日 (金) 00時12分 : ラジオ体操が秘密にしていること

僕は小さい頃から、ラジオ体操が好きでした。なんでだろう? と改めて考えてみると、理由は2つあるように思います。
- シャキシャキと色々なポーズを取りながら体を動かすことに、美的感覚をくすぐられるから
- 運動神経が悪い僕でも何ら問題なく上手にすることができるから
おかげで、僕の職場ではラジオ体操があるのですが(デスクワークが多いので、肩や腰の凝りを予防したり気分を入れ替えて仕事の効率を上げるため)、毎日のラジオ体操も面倒くさがらず楽しめています。
そんな訳で日々ラジオ体操と共に暮らす僕なのですが・・・最近になって気付いた事が一つあります。
ラジオ体操は、13の手順のパートから成り立っています。深呼吸から始まり、上腕・体・足・全体へと範囲が広がって行き、最後に深呼吸で終わる流れを見ると、なかなか考えられているのだろうなーって感心します。あまりイメージできない方は、こちら(日本郵政の「かんぽ」のページの一部)をご覧下さいね。
で、僕が気付いた事なんですが・・・これを聞くとラジオ体操が嫌いになってしまう人も出てくるかもしれないので少し言うのがはばかられるのですが・・・ラジオ体操って、腕を上げ下げしてばっかり! なんです。
下記に、13のパートそれぞれについて、腕を上げたり下げたりを何回しているかまとめてみます。「両腕を胸ぐらいの高さまで上げ下げ」で1回です。
- 背伸びをする : 2回
- 腕を振って脚を曲げ伸ばす : 8回
- 腕を回す : 8回
- 胸を反らす : 8回
- 体を横に曲げる : 4回
- 体を前後に曲げる : 0回
- 体をねじる : 4回
- 腕を上下に伸ばす : 4回
- 体を斜め下に曲げる : 0回
- 体を回す : 4回
- 両脚で跳ぶ : 4回
- 腕を振って脚を曲げ伸ばす : 8回
- 深呼吸をする : 2回
・・・合計56回! 数えてみたら、さらにビックリです。
ラジオ体操って、色々な動きを取り入れて、メドレーで手を変え品を変えて、体操のお兄さん(おじさん?)の励ましで、なんとか飽きさせまいという努力の結晶だったんだな、って感じました。だって、「とりあえず、両腕を胸の高さまで、56回上げて下げる運動」なんて言われたらイヤですよね。想像するだけでつまらなさそうだし、そもそも腕を上げ下げする運動に意味があるのかどうかすら疑わしいと思うはずです。
でも、ラジオ体操は澄ました顔をしながら、それを僕たちにこんな苦行をやらせていた訳です。裏を返せば、苦行を苦行と思わせないリズムや音楽の力、飽きさせないという事の大切さ、励ましの大切さ・・・そんな事を考えながらラジオ体操の設計した人がいるって事だよなぁ、メチャクチャ頭良いじゃんよ・・・と、ひとしきり感心してしまいました。いやはや、世の中は「案外すげー事」で満ちているのだ。
今日の写真は・・・かなり強引ですが、京都の平等院で見られる鳳凰です。鳳凰もラジオ体操中だったり・・・それは無いですね、ハイごめんなさい。
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'08 11月26日 (水) 07時07分 : 湿気ている東北と、景気回復のアイデア

仕事やらプライベートやらでテンテコマイの毎日が続いている中で(色々と連絡が滞っております、ごめんなさい)、ふと気付くと、もうすぐ十二月。帰省シーズンが近づいて来ました。僕は大体新幹線で帰っているのですが、東京駅で「はやて」に乗り込んだ時からガラリと雰囲気が変わるのが大好きです。
東海道新幹線と東北新幹線が決定的に違うところ
例えば東海道新幹線の中は静かで、ビジネスの人が多くて、あくまで「ここは公共の空間だからね」という雰囲気で包まれています。でも、東北新幹線の車内は必ずといっていいほど子供とおかあさんの声がして、食べ物の匂いがして、湿気が少しだけ多いように感じます。東海道新幹線がおしゃれなお姉さんやサラリーマンが憩うスタバだとすると、東北新幹線は家族連れが集う回転寿し屋といった趣。なまりが混じった声も聞かれる賑やかな車内は、東北という場所が持つ文化・風俗をそのまま形にしているように思えます。
家族をあたため、また食べさせるために、家の中では暖房器具やガスコンロやお風呂から発せられるぬくもりと湯気が満ちます。北国であるほど寒さに油断しないので、暖房は強く、家の気密性は高く、夕げの匂いと蒸気で湿気ているものです。煮物やシチューやみそ汁、こたつ布団や壁紙や床敷きや家族自身、そんな色々なモノが各家庭独特の匂いを作っていて、思春期の学生なら「家は変な匂いがする!」なんていやがるところかもしれないけど、その匂いが安堵をもたらしていることにはまだ気付いていなかったりもします。
そんな空気が、東北新幹線には満ちています。
大宮までにいっぱいになった座席、徐々に田畑が目立つようになる車窓、仙台からまばらになる座席、そして八戸へ。車内アナウンスが鳴り、めいめいに荷物を下ろしている様子を見ながら、「この人たちも一年頑張ったんだなぁ」なんて思うと、駅のホームの寒さも心地よく感じられるものです。
北国の冬は家族を包むから
寒く乾燥した外気と、暖かく湿った家の中。寒さが厳しくなればなるほど、家の中では一家が肩を寄せ合い、家族の匂いに包まれることになります。学生は好きな子のことをぼんやり考えたり、テレビを見てケラケラ笑ったりしながら暖まるストーブやこたつの匂い。ペットがいるならペットの匂い、気配。赤ちゃんがいる家なら、ミルクやベビーパウダーやよだれかけの匂い、ほ乳便を消毒するために湧かしたお湯の蒸気や、おしっこの匂い。ストーブの上であたたまる甘酒や、いぶられるスルメや鮭とば。こたつの上のみかんの香り、その向こうで揺れる家族の顔。暖色の思い出。
・・・余計な事を言うなと言われるかもしれませんが、このサイトをお読みの皆さん! 特に、八戸出身の皆さんに言いたいのは、「帰省しようぜ!」の一言です。僕は学生の頃、お金が無くてなかなか帰省できませんでした。働きだして何年か経った今になってやっと、お金のことはとりあえず何とかなるようになって、帰省ができるようになりました。思うのは、もっと帰省していれば良かったな、という後悔です。
僕が帰って顔を見せるだけで、ばあちゃんが笑うんですよ。僕がいるだけで笑顔が生まれる。世の中は無数のエンターテイメントで満たされているのにも関わらず、です。これはちょっとした奇跡じゃなかろうかと思います。同じように、あなたが帰るだけで、地元は少しだけど、元気になるはずです。帰省する人が増えれば、地元は活性化するはずだと思います。
景気回復策としての「帰省」
地元を遠く離れて暮らすということを選んだ(僕を含む)人が地元を想うのなら、まずはシンプルな方法で、帰省から始めるべきではないかと考えます。そこで、ひとつ提案。突拍子も無い案だと思われるかもしれませんが・・・景気回復のための施策で「帰省の必要経費を補助」なんて政策はどうでしょう? 中央と地方の格差の是正・人やお金の流動性向上・士気向上といった効果が見込めるように感じられる良いアイデアだと思うんだけどなー。
自民が10兆円をIMFに拠出して世界からの信用と運用益(利子がついて帰ってくるお金です。マスコミのミスリーディングに注意!)を得る政策を実行したそばから、民主党がスッとぼけた提案をしてたりしますが、日本の国益を第一に考える麻生さんなら、「帰省の補助」みたいな話が出てもおかしくないかも?
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'08 11月23日 (日) 23時11分 : 見逃した人のためのまとめ「NHKスペシャル 病の起源 第6集」

今日11/23の夜21時から放送されたNHKスペシャルは、面白かったなぁ。「病の起源」と銘打たれたシリーズの第六弾「アレルギー〜2億年目の免疫異変〜」では、人間がアレルギーになる理由と、それを未然に防ぐものについてが採り上げられました。見逃した人のために、簡単にまとめてみます。(特に、自分たちの子供を迎えた友人夫妻のために)
特定された「アレルギーを防ぐ物質」
40年ちょっと前まで、日本ではその存在すら知られなかったスギ花粉症に代表されるアレルギーという病ですが、アレルギーについて非常に面白な統計データが存在します。アレルギーになりやすい人が急激に増えた時代があったんです。昭和20年代生まれの世代では40%程度だったアレルギーになりやすい人の割合が、昭和30年代生まれでは80%を越えています。
この頃スギの植林が盛んになった事や、冷暖房の発達に伴うダニの増加といった事実は「アレルギー物質に触れる頻度が増えた原因」としては挙げられるものの、「アレルギーになりやすい体質の人が増えた」という事は意味しません。何かしら、他の原因があるわけです。
この理由について、番組ではミュンヘン大学の研究を引用し「生活環境が変わったため」と結論づけます。特にポイントになったのは、下記の事実でした。
- 小さな頃から牛小屋に入る頻度が高い子供ほど、将来アレルギーになりにくい
- 兄や妹がたくさんいる子供ほど、将来アレルギーになりにくい
特に、1歳になるまでに高い頻度で牛小屋に入る子供はアレルギーになる確立が圧倒的に下がるという事実や、兄・姉が4人以上いる子供は長男・長女に比べてアレルギーになる確率が半減するという事実などが報告されます。すごいデータです。
これらから推測を繰り返した研究者は、上記2条件の子供が「エンドトキシン」という物質に触れる頻度が高いことを突き止めます。エンドトキシンこそが、アレルギーを食い止める鍵だったんですね。
では、エンドトキシンとは一体何者で、人体にどういった作用をするのでしょうか。
2種類の免疫
そもそも人間はほ乳類に進化したタイミングから、2種類の免疫を持っています。ほ乳類以前の生き物には1種類しかありませんが、やわらかい皮膚を持ち常に体を暖かく保つほ乳類が襲われた災厄から身を守るために、2種類の免疫は有効に作用しました。
- 細菌型免疫(古い免疫) : 細菌に対する免疫。
- IgE型免疫(新しい免疫) : ダニや寄生虫のような大きな生物に対する免疫。
上記2種類の免疫を身につけることによって、特に人間はIgE型の新しい免疫を手に入れることによって、ほ乳類が生まれたとされる2億年前から現在までの間、生き長らえることができたわけです。
生まれたばかりの子供は、この2種類のどちらにも形を変えることができる「未分化の免疫」を持っています。マッサラな状態で生まれてくるわけですね。その後、体内に侵入してくる細菌やダニの成分に応じて、細菌型免疫を強化したり、IgE型免疫を強化したりします。そのような「やられたら憶える」という柔軟な対応によって、子供は個々の環境に合わせたバランスの良い免疫を獲得していくわけです。
ざっくりと言ってしまうと、「細菌型免疫40%:IgE型免疫60%」といった感じで、個々の免疫のバランスが子供のうちに作られるというわけです。
ここで問題になるのは、この割合です。結論から言うと、IgE型免疫の割合が大きい人ほど、アレルギーになりやすい体質になってしまいます。それでは続いて、アレルギーになる原理を見ながら、どうしてIgE免疫が問題なのかを述べていきます。
そもそも花粉アレルギーとは何か?
花粉は人体に何ら害を及ぼすものではありません。しかし花粉に含まれる成分は、とある物質と成分が良く似ています。ダニが血を吸うときに人間の体内に放出する酵素」です。IgE免疫は花粉に含まれるこの物質を見て「あ、ダニにやられたな?」と勘違いをして、炎症物質というものを体内に放出します。この物質は、もし本当にダニが血を吸ったのであれば、ダニ自身を殺す役割を担いますが(こんな物質が体内にあるのには驚きました)、花粉の場合はくしゃみ・鼻水・目のかゆみなどを引き起こしてしまいます。
つまり、花粉アレルギーは「IgE免疫が花粉とダニを取り違え、無駄に炎症物質を出してしまう」事によって引き起こされるわけですね。
とはいえ、花粉アレルギーはすべての人間がなる病ではありません。先述したとおり、アレルギーになりやすい人となりにくい人がいます。体内に存在する2種類の免疫のうち、IgE免疫が多い人ほど花粉に対する免疫反応が強く引き起こされ、花粉アレルギーを引き起こしてしまいます。
もし出来るのなら、アレルギーになりたくないと思うのは当たり前のことです。どうすれば、アレルギーになりにくい体質=IgE免疫の割合が低い免疫を持つ体質になれるのでしょうか? いよいよ、確信に迫ります。
エンドトキシンの意味
牛小屋や、年長の兄弟と触れ合う機会の多い子供ほど、アレルギーになりにくい事は先に述べましたが、この理由は「エンドトキシン」であることが示されています。このエンドトキシンという物質は、なんと家畜の糞に多く含まれています。具体的には、大腸菌のような細菌の細胞膜に含まれていて、大腸菌が死ぬと大量に放出される物質です。なんかバッチィ気がしますが、この物質こそがアレルギーになりにくい体質を作る鍵なのです。
その理由は・・・感の良い人なら既にお気づきかもしれませんが、大腸菌のような「細菌由来の物質」であることがポイントです。エンドトキシンに日常的に触れることによって、体内の免疫が「細菌型免疫」を強化していくのです。ここであらためて2種類の免疫の特徴についてまとめると、下記のようになります。
- 細菌型免疫(古い免疫) : 細菌に対する免疫。エンドトキシンに触れると強くなる。
- IgE型免疫(新しい免疫) : ダニや寄生虫のような大きな生物に対する免疫。花粉に触れると強くなる。
アレルギーになりやすい人は、体内の免疫においてIgE免疫が強くなり、偏っている人を指します。もちろんその逆=アレルギーになりにくい人は、細菌型免疫が強く鍛えられ、IgE免疫とバランスを保っている人を指します。小さい頃から牛小屋に入っていた子供は、エンドトキシンに囲まれた暮らしをすることにより、体内の細菌型免疫を鍛えることができていたわけです。
また、もうひとつ挙げられた「兄や姉がたくさんいる子供」の例は、それら年上の兄弟が外から持ち帰ってくるエンドトキシンに生まれた頃から接したことにより、アレルギーになりにくい体質になっていたと結論づけられました。
現代日本人が作ったアレルギー
昭和30年代生まれ以降の日本人は、それまでの家畜と共に暮らす農村生活から都会の生活へと移行していきました。当然のように家畜と触れ合う機会もありません。さらには、電気洗濯機の普及や清潔さについての関心が高まった事によって、細菌と触れる機会が圧倒的に少なくなりました。この事は、感染症による乳幼児の死亡割合を劇的に下げるというプラスの効果を上げましたが、代わりに日本人は細菌型免疫を強くする機会を失い、IgE免疫に偏った世代・・・つまり、アレルギーになりやすい現代の日本人を生み出したのです。
清潔さを好む人は、どんな場面でも「ばい菌と接するかどうか」を気にしていて、除菌殺菌を繰り返しながら生きていますが、そもそも人間は他の生き物と関わらず独自に生きていける存在ではないのだ、と番組は訴えます。
生まれた頃から清潔な家に住み、大量の花粉にばかり接している現代の子供は、当然のようにアレルギーになりやすい体質となる運命です。現代のライフスタイル自体は否定されるべきものではないにしても、すべての生き物と袂を分かち独善的に生きようとする現代人の考え方に内在するゆがみのようなものが、アレルギーという姿で現れているように感じられなくもありません。
まとめと所感
というわけで、以上が番組の概略となります。非常にシンプルにまとめると「小さい頃からいろんな動物や自然と触れ合って遊べよ!」という教訓になると思うんですが、その点において小さい頃の僕は恵まれていたなあと思います。従兄弟の家や通学路に、何軒か家畜を飼っている家があったので。
そして、その頃とは対照的に、今の自分がいかに動物や自然と触れ合っていないのかが思われます。現に僕は、花粉アレルギーになってしまいました。いやはや。
「人は他の生き物と一緒でなければ生きていけない」という忘れがちな事実と思い出させてくれた事、2つの免疫が人間の進化を支えながらもアレルギーを引き起こすという二面性、近代化というドライな事象と免疫というウェットな事象がアレルギーという焦点で重なる意外性、そして、ナビゲーターの俳優・村上弘明さんの語りも良かった今回のNHKスペシャル「病の起源」。いやー、予想以上に面白かったです。
今日の写真は、(残念ながら八戸で撮影したものではないのですが)馬の背です。小さな頃は、よくペタペタと触ったりしたものです。怖かったけど。
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'08 11月21日 (金) 21時09分 : 大学院生の男二人が言い争っていた話

(昔の話です)
大学院の頃、同じクラスを取っている二人の男が言い争いになったことがあります。「学生の男の言い争い」と言えば、大抵は内容は無い下らないもの・・・でも、この時の内容は、どこか気になるものがありました。
「神は存在するか」について、議論していたんです。
しかも、議論している二人が、これまた異例。一人はインテリ風・・・といっても、父っちゃん坊やみたいな風体で「まだデビューしていない」感じ。もう一人はチャラチャラしてるんだけど、どこか憎めないタイプ。そんな二人が神がいるかどうかを議論してるんですね。
二人の間の話は、予想通りインテリ側が上手く進めていきましたが、最後がマズかった。
「君はそんな本も読んだ事無いのか。」
とインテリが言った瞬間、チャラチャラのほうが「な」と声というよりは音を発したかと思うと、席を立ってしまいました。その様子を見ていた周囲の何人かはチャラチャラに駆け寄り、何やら声をかけている一方で、インテリのほうは汗ばんだ顔のままジットリとした笑顔を浮かべて座っていました。
予想通り、インテリへの風当たりはキツくなりました。「神様」というあだ名が付きました。チャラチャラの側についた一人のマッチョな男が、神様の悪口をまくしたてます。
「神様がいるかどうかを証明できてる奴なんて誰もいねーんだよ世界中によ!」
ごもっとも。
「『君はそんな本も読んだ事無いのか』なんて言う奴、本当にいるんだな」
ごもっとも。
「訳分かんねー事ばっか言ってよ、この前も『ストイック』とか言ってさ。何だよそれ!」
ごもっ・・・あ、いや、それは普通に言うと思うんだけど。禁欲的とか、うつつを抜かさず物事に集中してる様子とか、そういう事を表す時に。
そんなこんなで、僕は「神様」とチャラチャラの間でどっち付かずの立ち位置になりました。どっちの言い分も、部分的には同意します。
- 「神様」側 : 「ストイック」っていう言葉は、使うと思う。
- チャラチャラ側 : 『君はそんな本も読んだ事無いのか』という言われようは、ヒドイ。
結局僕はいずれの側に属する奴らとも友達になりませんでしたが、チャラチャラの側と同じ部屋の研究室に属する事になったので、少し面識が出来ました。でもそこで終わり、卒業となりました。
5年後
彼女といっしょに東京駅のコンコースを歩いていると、本当に偶然にチャラチャラと会いました。
「おー久しぶり!」
「おお」
久しぶりに会ったチャラチャラは予想以上に僕に会えた事をうれしそうにしてくれて、なんか良い気分になったことを憶えています。でも、なんか、うまく話せなかったなぁ。あの「神様はいるかどうか」の不毛な議論が頭をかすめちゃって。「ストイックっていう言葉は、普通に言うと思うんだけど」っていう喉につかえた気持ちを思い出しちゃって。
結局、1分ぐらい話してそのまま別れてしまいました。
今日
そんな事を思い出したので、ブログを読んでいる「僕の大学院時代の事なんてまったく知らない皆様」には申し訳ないんですが、ここで謝りたいと思います。もう会う事は無いだろうけど、せめて。
チャラチャラ、ごめんね。
神様、ごめんね。
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'08 11月19日 (水) 21時09分 : 「上司を育てる」というキャリア

OLの女の子と話してる時に、上司と部下の話をしたら面白がってくれて「ブログに書いたらいいじゃないですか!」と勧めてくれたので、書きますね。アドバイスありがとー!>OLさん
上司を嫌う人にありがちの自己矛盾と、僕の対処策
上司に不満を持っている部下・・・という構図は掃いて捨てるほどいますよね。特に最近多いのは「何にも教えてくれねーから正直嫌いなんだよね、課長」なんていう話だそうで。でも、これって既に自己矛盾してますよね。嫌いな人が何かを教えてくれたって、スッと腑に落ちる訳がないじゃないですか。上司がバカだから嫌いだと考えている場合、既に部下の人は「上司は俺より下だ」と考えているわけだから、そんな上司の話を聞いたって心の底から反省や理解はできません。ならば、話をしてくれと期待する事自体が間違いのはず。
じゃあどうするか? 一般的には「上司は俺より上だから、俺が謙虚にならなきゃいけないのかなぁ」とか「この人がダメ人間に見えてるのは、きっと俺だけなんだろうなぁ」なんて考えて、謙虚というよりは卑屈になってストレスを余計に抱え込んでしまう・・・そんな人が多いように感じられます。これじゃあ、辛いですよね。
そこで僕自身は「上司は俺より下だ」という考えを敢えて改めず、しかもさらに激しく「この人は誰が見てもダメな人だ」とまで考えた上で、「じゃあ、この人を育てよう」と頭を切り替えることにしています。
「この人は誰が見てもダメな人」を証明している間に起こること
現時点での僕の直属の上司を具体的に指し示した話ではないですが、これまでの僕は色々と「ダメな目上な人」と接してきましたと思います。そんな人が現れたら、一旦自分に「この人は誰が見てもダメな人だから、自分が上に立って公正に教育しよう」と思い込ませます。自分に暗示をかけるのは時間がかかる作業ですが、暗示がかかってしまうと「ああ、この人はまたダメな事を言っているけど・・・仕方が無いなぁ、のび太くんは」という感じで、あまり腹が立たなくなります。これが第一段階。
で、いざ「公正に教育しよう」と思うと、上司と何度か話をしているうちに「あ、この人、俺の知らない事知ってたりするわ、案外」と感じたり、予想に反して自分の話を聞いてくれたり、いかに公正に人と話すことが難しいかに気付く・・・なんて場面に出くわすことになります。冷静になって「この人は誰が見てもダメな事」を客観的に立証しようとすると、必ずどこかでボロが出るんですね。
最終的には上司に対する尊敬を取り戻したり、上司が理解してくれて徐々に上司自体のクオリティが上がってきたりします。ここまでくれば、ほぼ問題解決ですね。めでたしめでたし。
教えるなんて出来ねーよ! と思うぐらいに腹が立つ人向けの対処法
こんな話をされても、急には理解できないかもしれません。上記のように「上司を教育しよう」なんて腹立たしくて考えられない! なんていう人も多いと思います。例えば、上司は人として間違ってるぐらいに感じている人には、上司を教育してあげようなんて事は考えにくいでしょうし。
じゃあ、こう考えてみて下さい。「上司を乗りこなして、褒められよう」と。
「えーっ! あなたの上司って、あの例のバカ部長? うわー大変だねー」
なんて台詞を聞いた事はありませんか? この言葉って、ダメな上司を持った人に対する同情を表した言葉ですが、もう一歩踏み込んで解釈すれば「ダメな上司の下でも頑張って過ごせているアナタは偉い!」という褒める意図が見えてきます。
ダメな上司を乗りこなせる人とは、すなわちデキる人なんですね。
だからこそ、一度自分に「この上司を乗りこなせたら、俺は相当にデキるヤツだぜ」なんて思い込んで、なだめすかしながら過ごすという対処法を提案します。で、もしダメな上司と問題なく過ごせた一日があったら、「あの人を乗りこなせた俺は偉い!」と思えば良いのです。
部下を上手く使うのは上司の責任ですが、上司を上手く使うのは部下の責任ではありません。責任じゃないのに上手くやったら、周りから褒めてもらえます。「目上の人間と上手くやっていける」「コミュニケーション能力が高い」なんて具合に。
一方で、上司と言われる人たちは可哀想な人で、部下を上手く使っても「当然だ」と褒められず、強いて言えば「部下を何人束ねている」という数の論理でしか褒められません。
出世するという事はそんな辛い境遇に立たされる事に他なりませんから、部下のままでいる自分を「気楽で、褒めてもらえるチャンスが多い立場」と理解すれば、ちょっと心が楽になるんじゃないかなって思います。
ダメな上司を乗りこなすのは、能力でありキャリアだ
「俺はね、ダメで有名な○○部長と○○次長と○○係長を乗りこなしたんだぜ」なんていう具合に、自分を誇れれば占めたものです。是非とも想像して欲しいんですが、「ダメな上司と渡り歩いた遍歴」は、言わばキャリアです。ダメな上司と上手くやっていく事の大変さは、大抵の会社勤めの人なら容易に想像できる事ですから、そんな大変な事をやってのけたあなたは「能力を持っている・キャリアを有している」という目で見られることになります。
キャリアと言うと、「何年の間は営業を憶えて、海外に出港して語学を習得し、そこから開発に戻って・・・」なんていう事ばかりが声高に叫ばれますが、「何年の間は例のバカ部長と上手くやって






