
ちょっと前にインターネット上で大きな話題になり、僕も感動したCMがあるんですが、最近またチラホラとみかけるようになったで是非ご紹介したいと思います。
それは、長野にある宝石・時計の専門店「宝石 時計 長野」さんのCM。4種類のバージョンがありますが、いずれも小さな詩を読むナレーションのみという極めてシンプルなものなのに、見た人の心を掴みます。時間という、生きることとは切り離せない不思議な存在について、控え目だけど想い強く描かれています。
その中の1つを、下記に引用します。
『時の商人』
その商人は時を売っていた。
「いらっしゃいませ。時はいかがでしょうか? 1分から承ります」
ある男は商人から1時間買った。
1時間買った男は、それを読書の時間に使った。
ある女は1週間買った。
1週間買った女は、それを海外旅行に使った。
「10年欲しいのだがね」
ある老人は商人に聞いた。
「お客様、10年だと、すこし値がはりますが」
「かまわん。10年ぶんよこせ」
10年買った老人は、それを病気の妻に譲った。
時に、ドラマを。
宝石 時計 長野
いやー、泣ける(涙) 「時間が売買・授受できるものだったなら」というテーマは、ミヒャエル・エンデの「モモ」なんかが有名ですが、このテーマはどうにも人の心を掴むようです。きっと誰もが時間について「あー、時間がない!」「お金で時間が買えれば・・・」「あと1分、1分だけでも・・・」と経験したことがあるんだと思います、だからこそ、みんなの心に響く。
ドラえもんの四次元ポケットのように、それは荒唐無稽かもしれないけれど、確かに僕たちが思い描いた事のある夢や希望が描かれている。そんな本質を鮮やかに切り取ってくれているように、僕は思います。
以下に上記の『時の商人』を含む「宝石 時計 長野」さんの4種類のCMの動画をまとめます。お時間がありましたら、是非ご覧下さい。
今日の写真
今日の写真は、館花岸壁の近くにある商店さんの古いカンバンです。どちらのお店か、八戸にお住まいの方はお分かりになりますか? 僕はあの辺りの雰囲気が好きで、夢の大橋や近代的な広い道路に囲まれて、古い家屋や商店が風に吹かれている情感にはたまらないものがあったりするんです。
時間の流れというものは、目に見えません。だからこそ知りたいと思うし、館花を含む八戸の町並みに残る港町風情の「色濃い過去」はきっと人の心を掴むものだと思います。八戸の人からするとピンと来ないかもしれないけれど、いーい感じですよ、八戸の町並みは!
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