
出張+体調不良で書けずにいたテーマですが、先日発覚した驚くべき事実をまとめてみます。より細かい内容についてはこちらのまとめサイトをご覧頂くとして、ギュッとコンパクトにすると、こんな感じになると思います。
ということになります。恐ろしいことですが、これは事実です。書き込みの内容のヒドさ(思想的に極端に偏ったものから性的に倒錯したものまで)、書き込みの量(2chのとあるジャンルの掲示板では、差別的な書き込みの約半数が朝日新聞社のものからであることが推測されている)・・・こんなようでは、朝日新聞社は読むに値しないと言われても致し方ないでしょう。同時に、テレビ朝日のニュース番組も信用に値しないとする言説にも説得力が出てきます。
さらに驚くべきは、本来左翼的な思想を持つ朝日新聞ならば絶対に許すべきではないであろう、日本の文化に残念ながら根ざしてしまっている差別的思想すら、その書き込みは積極的に行っていたということ。つまり、日本のネットは差別的だとして2ちゃんねるを叩く社説を展開する朝日新聞社が、自ら2ちゃんねる上で差別的思想を振りまいていた・・・という、究極・最低のマッチポンプが展開されていたことが分かったんですね。
以前の記事で「マスコミは自信の売り上げを増すために、意図的に国民感情を扇動する性質を持っている」という話を書きましたが、朝日新聞社におけるこの性質は、今回の2ちゃんねるに対する荒らし事件でいよいよ極まったと言っていいのではないでしょうか。昨年大きく取りざたされた毎日新聞社の毎日ディリーニュース問題によって、スポンサー全降板という結果を招くと同時にメディア不信(及び不振)は非常に強く認識されましたが、今回の事件も含めて振り返ってみると「もうメディアを信用することは不可能だ」とすら思えます。
日本の左翼は死んだ
朝日新聞社の書き込みでは特に政治的思想や差別的思想を持ったものが多く、毎日新聞社の場合は非常に低俗で、女性蔑視的な発言が多かった。いずれにせよ「日本の価値を落とす」ことを実現するための切り口であることには変わりません。そしてこれら2つの新聞社は左翼思想を持っています。
ここで改めて、日本の左翼がいかにダメになってしまったのかが浮き彫りになってきます。本来左翼とは、非常にシンプルに言えば、労働者やマイノリティの視点から国を良くしようとする思想のことです(一方右翼とは、国のまとまりや大企業といったマクロな視点から国を良くしようとする思想のこと)。本来ならば、右翼的だろうが左翼的だろうが、国を良くしようとする思想や手段のことを指すのです。ところが、日本の左翼はもはや国を良くしようとするどころか、国を貶める思想になってしまっている・・・そんな現状が見えてきます。
この際、言い切っちゃっていいんじゃないでしょうか。僕たちが期待するような日本の左翼は死んだんだ、と。国や地方自治体や大企業の論理を振りかざし、国民の意思やマイノリティを切り捨てがちな思想を持ってしまうことが往々にある右翼的思想に対抗し、政治のシステムのバランスを保つような左翼的思想は、もはや日本には無いと言っていい。それどころか、同じ左翼的な思想を持つ政党である民主党の党首までが「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」なんて言い、かつマスコミはそれを黙殺する。政治家の分身である第一秘書が捕まっても小沢さんは意に介さず辞職しない意思を表明し、マスコミも追従する。小沢さんの論法はすっかり右翼の悪いところ丸出しですし、マスコミもそれを受け入れています。
さらには、国が打てる政策として、法の下の平等をふまえつつも最も貧乏人に相対的に高く補助できる給付金制度を右翼的な思想を持つ自民党が行い、それに左翼的な思想を持つ民主党が反対し、マスコミは自民を叩き民主を擁護する。まるで右と左が入れ替わったような、まさに「右も左も分からない」ような現象が今の日本では起きているわけです。
左翼よ、立ち上がれ
こんな今だからこそ、改めて言いたい。日本の左翼よ、立ち上がれ、と。右と左のバランスを保たなければいけない。自民党だって時々経団連やら何やらの突き上げで変なことを言い出すでしょう? 貧乏人やマイノリティを切り捨てるような政策をしれっと通したりするでしょう? だからこそ、そんな事を防ぐためには、いつ政権交代してもおかしくない二大政党制のもう一つとなる野党が必要です。でも、二大政党制は国を想う政党が2つ無ければ実現できないですから、当然今の日本で二大政党制は無理ですね。こんな状況で「日本に今こそ二大政党制を!」なんて言っている人は、ちょっとマズイとすら想います。
でも、今の日本の政党・マスコミを見ていると、まるで左翼を信用できない。ちっとも信用できない。正直なところ、毎日/TBSや朝日/テレビ朝日を何の考えもなく見る人たちすら、信用できないのが、僕の率直な気持ちです。この気持ち、メディアや政治を司る人たちに伝わってるだろうか? 今の左翼の現状を嘆くのであれば、決して単純に叩くのではなく「しっかりした左翼がなきゃダメだ」というメッセージと共に伝えなければならないはずです。
- 国民の意思が繁栄される国を作りたい。
- 国民の意思を直接政権に反映させる二大政党制を作りたい。
- 二大政党制を担うに足る、国を想う右・左それぞれの政党が欲しい。
- 自民党はあるけど、野党が無い。
- だから、今の日本に二大政党制は不可能だ。
これが僕の現状認識であり、だからこそ日本の政治・メディアに対して「しっかりした左翼」が無きゃいけないと思うんですね。
僕らに出来ること
思想的なバランスを失い、意図的にバランスを崩された情報がメディアを占め、いみじくも一定の人たちがそんなメディアに流されてしまってすらいる今、僕たちに出来ることは何でしょうか。それは、あらためて政治やニュースに感心を持ち、かつ選挙に行くことでしょう。
春が来て、時期に夏が来ます。その夏が終わる頃までには、確実に大きな国政選挙が控えています。朝日新聞社が引き起こした前代未聞の最低な事件を忘れることなく、メディアに対して厳しい目を持ちつつ、かつ政治やメディアに関する感心も失わない態度が、僕たち1人1人に問われているのだと、僕は思います。
そして、最後に。僕と同世代で朝日新聞社や毎日新聞社といった左翼系メディアに勤めている人・・・がんばれ! 応援してるぞ!
追記:日本のマスメディア思想地図
上記に示したとおり、日本の4大マスメディアのうち、朝日新聞/テレビ朝日と毎日新聞/TBSは左翼的思想を持っており、不幸なことに日本を貶めるような論調を採りがちです。一方で、読売新聞/日本テレビと産経新聞/フジテレビは右翼的思想を持っています。
ところで、NHKは? ・・・と言いますと、「元々国営だったんだから、やっぱり右翼的なんじゃないの?」という推測もむなしく、左翼的・・・かつ、本来の意味の左翼的ではなく「日本を貶めるような、日本的左翼」としての性質が強いです。
先日も、こちらの記事にあるような放送をしていたりして、とにもかくにも日本が嫌いな人がさぞかし多いのだろうな、という論調を持っている場合が多いです。ただし、そこはCMを排して予算をしっかりと持った優秀なテレビ局、膨大な資料映像と共に情報が語られる場面もあり、そういった時にはある程度中道的な放送をする・・・ことも希にあると、個人的には思います。
というわけで、NHKは左翼だけど、朝日・毎日と比べると若干真ん中よりかな? と思います。ただし、朝日・毎日は強烈かつ捻れた(ねじれた)左翼である点に注意。思想の偏りを10点満点でポイント換算すると・・・
- 読売 : 右寄り4点
- 産経 : 右寄り3点
- NHK : 左寄り7点
- 毎日 : 左寄り10点
- 朝日 : 左寄り10点
って感じかなぁ・・・この辺りは人によって解釈の違いがあるので、あくまで僕の個人的な解釈で確実ではないとご理解下さいませ。
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