
僕は小さい頃から、ラジオ体操が好きでした。なんでだろう? と改めて考えてみると、理由は2つあるように思います。
- シャキシャキと色々なポーズを取りながら体を動かすことに、美的感覚をくすぐられるから
- 運動神経が悪い僕でも何ら問題なく上手にすることができるから
おかげで、僕の職場ではラジオ体操があるのですが(デスクワークが多いので、肩や腰の凝りを予防したり気分を入れ替えて仕事の効率を上げるため)、毎日のラジオ体操も面倒くさがらず楽しめています。
そんな訳で日々ラジオ体操と共に暮らす僕なのですが・・・最近になって気付いた事が一つあります。
ラジオ体操は、13の手順のパートから成り立っています。深呼吸から始まり、上腕・体・足・全体へと範囲が広がって行き、最後に深呼吸で終わる流れを見ると、なかなか考えられているのだろうなーって感心します。あまりイメージできない方は、こちら(日本郵政の「かんぽ」のページの一部)をご覧下さいね。
で、僕が気付いた事なんですが・・・これを聞くとラジオ体操が嫌いになってしまう人も出てくるかもしれないので少し言うのがはばかられるのですが・・・ラジオ体操って、腕を上げ下げしてばっかり! なんです。
下記に、13のパートそれぞれについて、腕を上げたり下げたりを何回しているかまとめてみます。「両腕を胸ぐらいの高さまで上げ下げ」で1回です。
- 背伸びをする : 2回
- 腕を振って脚を曲げ伸ばす : 8回
- 腕を回す : 8回
- 胸を反らす : 8回
- 体を横に曲げる : 4回
- 体を前後に曲げる : 0回
- 体をねじる : 4回
- 腕を上下に伸ばす : 4回
- 体を斜め下に曲げる : 0回
- 体を回す : 4回
- 両脚で跳ぶ : 4回
- 腕を振って脚を曲げ伸ばす : 8回
- 深呼吸をする : 2回
・・・合計56回! 数えてみたら、さらにビックリです。
ラジオ体操って、色々な動きを取り入れて、メドレーで手を変え品を変えて、体操のお兄さん(おじさん?)の励ましで、なんとか飽きさせまいという努力の結晶だったんだな、って感じました。だって、「とりあえず、両腕を胸の高さまで、56回上げて下げる運動」なんて言われたらイヤですよね。想像するだけでつまらなさそうだし、そもそも腕を上げ下げする運動に意味があるのかどうかすら疑わしいと思うはずです。
でも、ラジオ体操は澄ました顔をしながら、それを僕たちにこんな苦行をやらせていた訳です。裏を返せば、苦行を苦行と思わせないリズムや音楽の力、飽きさせないという事の大切さ、励ましの大切さ・・・そんな事を考えながらラジオ体操の設計した人がいるって事だよなぁ、メチャクチャ頭良いじゃんよ・・・と、ひとしきり感心してしまいました。いやはや、世の中は「案外すげー事」で満ちているのだ。
今日の写真は・・・かなり強引ですが、京都の平等院で見られる鳳凰です。鳳凰もラジオ体操中だったり・・・それは無いですね、ハイごめんなさい。
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